超お手軽なフリーズ・エフェクト・プラグイン!United Plugins【Cryostasis】レビュー

United Pluginsはいくつかのブランドで構成されていますが、その中のJMG Soundから超お手軽にフリーズ・エフェクトをかけられるプラグイン【Cryostasis】がリリースされました。

画期的なリバースプラグイン【Mirror】(レビュー記事はこちら)や、手軽に音源の幅や奥行きをいじれる【Expanse 3D】(レビュー記事はこちら)あたりがJMG Soundの製品ですね。

今時のリバーブ・プラグインによく付いているFreezeボタン(音を無限に保持し続ける感じのあれ)、それだけ需要がある効果ってことなので単体でプラグインにしちゃえと、そんな感じのものですがさすがにそれだけでは終わりませんよ。

Cryostasis の特徴と機能紹介

メインのコントロール

真ん中にはでっかいフリーズ・コントロールのノブがあり、これを右に回しきるとフリーズします。

よくあるボタンタイプのもののように一気にフリーズさせたい時は、0-100%というボタンを押すとオン/オフ的な感じで0と100を切り替えられます。

じわじわと瞬時の切り替え、両方を使えるのが便利!

また、0msとなっているところで、0〜100(または100〜0)へ切り替わる時間を設定できます。これは音符でも指定できますので、2小節かけて上げたい場合はオートメーションカーブを描かなくても2小節に設定してオンすればOKです。

ビートに合わせてオン/オフしても面白い効果が得られますよ。

Sizeはスペクトルウィンドウの時間的な長さを制御するノブで、小さくするとロボットのような不自然な音に、大きくすると滑らかでぼやけた音にフリーズ効果の性格が変わります。

Washはリバーブ量で、上げると広がりのある音になります。

と、一般的なフリーズ効果を狙いたい場合はこのセクションをいじっていれば大丈夫という超シンプル仕様ながら、気の利いた機能も付いているのがポイント高いです。

その他のコントロール

フリーズ機能と合わせて使えるのがこちらの4つ。

  • Pitch・・・フリーズコントロールでのピッチシフトの深さを制御します。範囲は-24から+24半音(上下2オクターブ)です。マイナスに設定するとフリーズを上げるとともにピッチが下がっていく感じです。
  • Filter・・・フリーズコントロールでのハイパス、ローパスフィルターの深さを制御します。左に回すと200Hzまでのローパス、右に回すと2kHzまでのハイパスがかかります。
  • LoFi・・・フリーズコントロールでのビットおよびレートリダクションの量を制御します。左に回すとレートリダクション、右に回すとビットリダクションになります。
  • Shift・・・フリーズコントロールでの周波数シフト量を制御します。範囲は-1kHz〜+1kHz。

機械的なグリッチ音やテープストップ的な効果など、色々使えます。

各パラメーターはフリーズした後にオートメーションで動かしてもいいですね。

ただ、この4つのエフェクトのみを使うということはできません。あくまでも上段のフリーズ機能に追加して使用する感じです。

それぞれダブルクリックするとMelda計算機が出てきて手動で値を入力することができます。

ノブをリセットしようとしてダブルクリックすると開いちゃいますので気をつけましょう!

参考動画

メーカーによる紹介動画

テキトーなループにかけてみた(デモ動画)

まとめ

というわけで、サクッと使えるフリーズ・プラグインって感じですね。

アレンジで「ちょっとここになんか変化つけたいな〜」という時の時短選択肢にちょうどいいと思います。

下段の4つのエフェクトと、フリーズコントロールを上げ切らないで(フリーズさせないで)も使えるというところが使い道の幅を広げてくれていますので、それなりに凝ったこともできるのがポイントです。

リバーブの残響を細かく調整するということはできないためこだわりたい方には向かないものの、アイデア次第で結構色々な使い方のできる便利なプラグインです。

ぜひお試しください!

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