フリーのEQ紹介では必ずと言って良いほど見かけるTOKYO DAWN LABSのNOVAですが、有料版のGEの方もかなりのコストパフォーマンスに優れたプラグインになっております。
Novaはパラメトリックイコライザーと、便利なダイナミックイコライザー(周波数でかけられるコンプみたいなやつ)で、まあその辺のプラグイン探している人が欲しそうな機能は一通り盛り込まれている優れものです。
では、よく使いそうな機能と使用感をざっと紹介します。
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目次
TDR Nova GEの特徴と機能紹介
6つのダイナミックEQバンド

ローパス、ハイパスとは別に6つのバンドを使用可能なので、イコライジングもコンプレッションも6つまでいけます。
もちろん各バンドをソロで聴くことができますので、邪魔な帯域をピンポイントで探してカットしたり圧縮したり、逆においしい帯域を探してブーストすることも簡単にできます。
ちなみにコンプレッションはアップもダウンも両方設定できるタイプのやつです。
また、全体をまとめてコントロールできるワイドバンドも付いています。
アナライザー

良い感じのアナライザーもついています。
解析する対象はイン、アウト、サイドチェイン入力の3つを切り替えられます。
インとアウトの波形を比べればビフォー、アフターがよくわかりますね。
Dry mix

原音を混ぜる機能がついていますので、パラレルコンプレッション なんかも手軽にできます。
オートゲイン機能
EQ GAINはEQのブーストやカットで変化したゲインを自動で合わせてくれる機能です。
最近のはこの機能ついているやつ多いですが、やっぱり便利ですよね。
またEL TRIMをポチッと押すとアウトプットのラウドネスをインプットと同じになるように合わせてくれます。
Smart Operation

インプットの波形とリファレンスの波形を解析して自動でマッチングしてくれる機能もついています。
マスタリングで使うとマスターがワンタッチでリファレンス音源っぽい音になるので面白いですよ。
まあそのままで「はい、出来上がり」とはなりませんが、それを参考に音を詰めていっても良いし、勉強や練習に使っても良いかもしれませんね。
CPU負荷
激重というほどではありませんが、通常クオリティ設定でもそれなりに食います。
とはいえ、各トラックにガンガン挿していくようなタイプのプラグインではないので問題なし。
かなりおすすめ
この他にもサイドチェイン機能や設定を試せるA/B機能など、大体のものは搭載されていますし、いずれも直感的に使いやすくなってます。
UIのルックスもなかなか(ここ大事)ですし、セール時を狙えばかなり安くゲットできますので、かなりお買い得なプラグインだと思います!
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こちらのPlugin Boutique限定のバンドルにも入っています。
Tokyo Dawn Labs TDR Channel Strip Bundle