Dry、Wetそれぞれを独立させてドライブさせられるチューブ・ディレイ・プラグイン！Softube【Tube Delay】レビュー

数々のハードウェアの公式エミュレートを手がけているSoftubeのチューブ・ディレイ・プラグイン【Tube Delay】のレビューです！

真空管ディレイというのはテープ・ディレイに匹敵するくらい魅力的ですよね。

いずれも自然なサチュレーションによる暖かみのあるサウンドが人気の理由だと思いますが、チューブの方はより厚みや歪みを積極的に加えていくことができます。

今回紹介する Tube Delay はシンプルな作りですが、豊かなオーバードライブをドライ／ウェットそれぞれにかけることができ、積極的に音作りしていくのが楽しいディレイ・プラグインとなっております。

参考

DTM用語集（11/1更新）

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Tube Delay の特徴と機能紹介

各コントロール

特殊な機能とかはありませんので、普通のディレイを使ったことがあればすんなり使いこなせるでしょう。

• Delay time・・・1~1000ms。テンポシンク切り替えスイッチ付き。
• Feedback・・・がっつり上げると無限になります。エフェクティブに使うのも楽しいです。
• Dry/Wet mix・・・割合で混ぜるタイプ。ドライだけにしてプリアンプとして使うのもオススメ。
• Tone・・・効きの良いTrebleとBassで音作りできます。UI通りミックスの後ろになりますのでDry/Wet両方に効きます（トーンはドライ／ウェット独立してコントロールできません）。
• Drive・・・DryとWetそれぞれにドライブノブがありますので別々にコントロールできます。ドライは太くしてウェットは細いままとか。
• Volume・・・アウトプット・ボリュームです。ゲインは追加パネルの方でも調節できます。

Softubeお馴染みの追加パネルもかなり活躍しますよ。

インプットを上げたりヘッドルームを下げたりすれば歪みの量を多くできますので、かなり攻撃的な音も作れます。

逆にヘッドルームを多くとることにより歪みをすこし抑えつつ厚みをだしたりとかも。

ハイパス・フィルターも付いていますので中低域は欲しいけど低域はいらない、なんて場合も対応できます。

アウトプット・ゲインは追加パネルのゲインマッチで調節して、メインパネルのボリュームでちょっと微調整するのが良い感じでした。

参考動画

メーカーによる紹介動画

テキトーなループにかけてみた（デモ動画）

まとめ

画期的な機能がどうとかではなく、音で勝負な感じのディレイですね。

ノブを動かしたときのアナログライクな効き方がすごく良い感じです。

ドライブとトーンのみでプリアンプとして使うのもオススメですよ。

アナログ感あふれるメイン・パネルと、便利な追加パネルのバランスがとてもうまく機能していると思います。

豊かなチューブ・サウンドが好きな方はぜひチェックしてみてください！

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