コンパクトでリーズナブルながら幅広い音作りが可能なアンプ&キャビネットシミュレーター!United Plugins【ElectrumCore】の使い方とレビュー

日本の刀匠「村正」の名を冠したMuramasa Audioブランドからリリースされているオールインワン・ギターソリューションElectrum

これのエフェクト類と除いてアンプシミュレーターとキャビネットシミュレーターのみのコンパクト仕様にしたプラグインが今回紹介します【ElectrumCore】です。

ポップな見た目とお値段から「DAWの付属アンプに毛が生えた程度でしょ?」な印象を受けますが、使ってみるとかなりガチなアンプシミュレーターでした!

ElectrumCoreの特徴と機能紹介

ElectrumCoreはアンプセクションキャビネットセクション、それとグローバルコントロールの3つの部分からできています。

ではそれぞれ見ていってみましょう。

グローバルコントロール

イン/アウトのレベルなんかをコントロールするセクションですが、特徴的な機能としましては、オンにして弾くと自動で入力レベルの設定を最適化してくれる「Analyse Input Level」と、ギターをベースっぽいサウンドに変えてくれる「Bassman」があります。

また、リミッターもしっかり付いております。

Bassman

オン/オフではなくノブで調節するタイプなのがポイントで、真ん中くらいにするとギターの原音とオクターブ下げられた音が半々くらいで混じってオクターバーのようなサウンドになります。(私が作った方の参考動画の最初で使っています)

単音限定ではありますが、なかなか面白い機能ですね。

アンプシミュレーター

では次はメインのアンプセクションですね。

Blue、Yellow、Orange、Red、Blackという5つのアンプタイプを搭載しており、クリーンなサウンドからブルージーなクランチ、エクストリームなハイゲインサウンドまで幅広くカバーしてます。

つまみ類はGain、Bass、Middle、Trebleといった見慣れたもの以外に、

  • Poweramp・・・パワーアンプの方のゲイン
  • High Cut・・・ハイカットフィルターはミックスの時とか便利です
  • Balance・・・アンプのトーンキャラクターを明るめとか暗めとか調節できます
  • Tight Mode・・・低域成分の入力をフィルタリングしてタイトにするモード
  • Emphasis Frequency・・・Emphasisで調節する周波数を設定
  • Emphasis・・・設定したところを調節することで、よりアンプを自分好みにカスタマイズできる
  • Compression・・・けっこうガッツリかかるコンプ
  • Sag・・・大きなトランジェントに対する電圧の低下(サグ)をシミュレート
  • Luster・・・なんかリッチな感じになるつまみ
  • Corrosion・・・アナログ感というかヴィンテージ感みたいなのが欲しい時に上げるといい感じになる

といったコントロールがあります。

アンプのタイプスイッチで大まかな傾向を決めて、これらのコントロール類でアンプのキャラクターを作り込んでいく感じですので、実際には5タイプ以上のアンプ特性をシミュレートできることになります。

キャビネットシミュレーター

IR式ではない、すっきりスムーズで扱いやすいキャビネットシミュレーター

  • Speaker・・・キャラの立った16タイプがそろっているので大体どれかはハマります
  • Character・・・キャビネットのキャラをさらにカスタマイズできます
  • Tilt・・・チルトフィルター(EQ)でトーンを調節
  • Detail・・・キャビネットのキャラクターに応じたレゾナンスを加えます
  • Ambience・・・アンビエンスを追加する場合はここでタイプを選択
  • Depth・・・アンビエンスの追加量

アンプに続いてキャビネットの方もかなり作り込むことができるようになっております。

もちろんプリセットもありますが、よく使うパラメーターはそんなに多くないので1から音を作っていった方が楽しいと思います。

参考動画

メーカーによる紹介動画

テキトーに弾いてみた(デモ)

キャビネットの方はあまりいじっていませんが、アンプの方は一通りのタイプを試してみました。

EQやコンプ、エフェクトなどは一切かかっていない素の音となっております。

まとめ

アンプとキャビのみのシンプル仕様ですのでElectrumよりもだいぶリーズナブルですが、お値段の割りにかなり気合入った音がします
エフェクトはDAWの方でかけちゃうんだよねって人はこれで十分かもしれません。

とはいえ、ギターがメインのインスト曲をこれ1台でやるかと言われるとちょっと考えちゃうかも。
ただ常にギターが全面に出ているような曲じゃなければ全然アリですね。

DAW備え付けのアンプシミュレーターに満足はしていないけど、他のエフェクトやインストゥルメントプラグインとかにお金かけたいなって方にはちょうどいい選択肢だと思います!

ぜひお試しください!

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