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古き良きハードウェア・サウンドにインスパイアされながらもモダンで使いやすいインターフェースを持つプラグインをそろえているデベロッパーBABY AUDIO.のLoFiマルチエフェクト・プラグイン【Super VHS】の紹介です!
VHS、私の世代にはめちゃくちゃ懐かしい響きですが、何それ?って人も少なくないでしょう。
ビデオで見た映画版リングが一際怖く感じたのも良い思い出です。
今回紹介するプラグインですが、要はローファイ系マルチエフェクトで、簡単なノブ操作でディープなローファイサウンドが得られるのが特徴となっております。
ですので、別にVHSを知っていても知らなくてもあまり関係ないですよ。
なんかいじるところがたくさんあるやつで挫折した人にもおすすめです。
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目次
Super VHS の特徴と機能紹介
コントロール
色々なエフェクトを組み合わせたマルチエフェクトですが、コントロール部は8つのみというシンプルな仕様。

- STATIC・・・ノイズ・ジェネレーター。
- HEAT・・・民生機インスパイアのアナログ・テープ・サチュレーション。
- SHAPE・・・80年代の8ビット・サンプラーを基にしたサンプルレート・リダクター。
- MAGIC・・・Junoのコーラスを基にしたエフェクト。
- DRIFT・・・ランダムなピッチの揺らぎを作るLFO。
- WASH・・・80年代の廉価なラック・エフェクトを基にしたリバーブ。
それと、出力ゲインを調節するOUTスライダーとドライ/ウェットミックスを調節するMIXスライダーも装備。
また、内部エフェクトとしてStaticの後段にハイシェルフ・フィルター、Heatの後段にリミッターとビットクラッシャーを内蔵しています。

Junoのコーラスを基に作られたMagicボタンがめっちゃ良い感じです。
荒さや太さが欲しい時はHeat、深みが欲しい時はWash、広がりが欲しい時はMagicといった感じで、細かいことを考えず直感的に操作できるのが魅力ですね。
CPU
CPU負荷は、まあマルチエフェクトとしては普通くらいでしょうか。

参考動画
まとめ
お手軽操作でレトロ感のあるサウンドになるのが良いですね。
その反面柔軟性には欠けますが、Mixをうまく使うとそれなりにコントロールすることはできます。
そしてMagicボタン、これがとにかく素晴らしい!
Junoコーラスというだけでもう良さげな感じがすると思いますが、それをよりディープな感じにしたようなサウンドで、これだけでも十分買う価値のあるプラグインだと思います。
動画の方もぜひチェックしてみてくださいね!
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