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ハイクオリティのアナログサウンドが特徴の非常に扱いやすいプラグインを開発しているメーカーPSP Audioware 。
今回はそんなPSPの新製品【PSP BinAmp】を紹介します!
BinAmpは1960年代にイタリアで製造されたエコー/ディレイユニットBinson Echorec2(ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアの使用が有名でしょうか)をベースにしたアンプ・サチュレーション・プラグインです。
ディレイ部分はエミュレートしていませんので、クラスAトライオード・アンプのウォームでアナログ感あふれるトーンをトラックに追加できるというプラグインになります。
ちょっと線が細い、クリアすぎ、馴染まない、なんか物足りない、といったトラックのスキマを絶妙に埋めてくれますよ!
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目次
PSP BinAmp の特徴と機能紹介
各コントロール
- POWER ・・・バイパス・スイッチ。
- PAD・・・BinAmpへのインプットを-20 dB 減衰させます。浅くドライブかけたい時に便利。
- POLARITY ・・・入力と出力の極性を別々に設定します。
- HPF・・・ハイパス・フィルター。
- CHARACTER・・・プリアンプのレスポンス・タイムをコントロール。サチュレーションのキャラクターを変えられます。
- DRIVE・・・プリアンプのドライブレベル。
- LEVEL・・・アウトプットゲイン。
- ROLLOFF ・・・ヴィンテージ・チューブ・プリアンプの特徴的な高域のロールオフを調整。下げると暗い感じになります。
- VARIATION・・・チャンネル間やプラグインのインスタンス間でプリアンプの特性の変化をコントロール。
- BLN・・・ブレンド。ドライ/ウェット的なやつです。
ヴィンテージ系というと潰れたりこもったりするようなものもありますが、PSPはそんなことはなく、良い感じの味とマイルドさを加えつつも、芯のあるしっかりとしたサウンドが特徴です。
パラメーターも気の利いたものがそろっており、サウンドバリエーションも豊富です。
プリセット
プリセットも楽器別に豊富に用意されていますよ。
色々なソースで試してみましたが、いずれも良いハードウェアでも通したかのようなリッチな音になるので癖になりそうです。
参考動画
まとめ
PSP Audioware は今回初レビューですが、実はすでにいくつかのプラグインをこっそり使っていまして、お気に入りのメーカーだったりします。
BinAmpは、個人的には期待通り流石PSPって感じの感想でした。
使い方的には、深く考えずに突っ込むだけでも十分良さは感じられると思いますし、こだわり全開で細かくいじり倒すのもオススメです。
トラックの音をどうこうするだけでなく、すでにお持ちのディレイや他のエフェクトと組み合わせて質感をコントロールするような使い方もアリだと思います。
ぜひ、お試しください!
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