シンプルな操作で高いクオリティの処理ができるマルチエフェクト・プラグイン！Softube【Tube-Tech Blue Tone】レビュー

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数々のハードウェアの公式エミュレートを手がけてきたSoftubeの新作【Tube-Tech Blue Tone】の紹介です！

スタジオでよく見かける青いボディでお馴染みのハードウェアブランド Tube-Tech の公式プラグインを手がけているSoftubeならではのもので、その高い品質を（お値段的にも、ワークフロー的にも）手軽に利用できてしまう画期的なマルチエフェクト・プラグインに仕上がってますよ！

Tube-Tech Blue Tone は Tube-Tech SMC 2B Multiband Compressor と Tube-Tech Equalizers Mk II をベースにして作られたもので、少ないパラメーターながら高い処理効果を発揮できるように調整されています。

トラック、バス、マスターのクオリティをグッと上げてくれるマジックアイテムとなっております。

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Tube-Tech Blue Tone の特徴と機能紹介

Tube-Tech Blue Tone の中身は、真空管ベースのマルチバンド・オプティカル・コンプ Tube-Tech SMC 2B と、PultecスタイルのEQ Tube-Tech Equalizers Mk II です。

この二つをそろえるにはお値段もなかなかのものになってしまいますし、それぞれをうまく調整して処理するには腕も必要になってきます。

そこで、その二つを一緒にして、ざっくりとしたパラメーターをいじるだけでいい感じになるように調整したものが今回紹介する Tube-Tech Blue Tone になります。

所謂チート系ですね。

操作はもう見たまんまです。

基本的な使い方は、処理したいトラックに合わせて右のモードを選択し、左のAMOUNTを調整する、ほぼそれだけでいい感じになってしまいます。

AMOUNTは単なる適用量ではなく、内部の複数のパラメーターをコントロールするマクロとして機能しているそうで、いずれのモードでも５０％がスイートスポットになるように調整されているみたいです。

あなたがこれまで培ってきたテクや知識は無駄にはなりません。

ちゃんとできる人なりの使い方もありますので、がっかりしないでくださいね。

その下にある２バンドのEQとDRY/WETによるパラレル・プロセッシングを使うことにより、さらに細かくこだわった音作りができるようになっています。

Softubeお馴染みの追加パネルもちゃんとありますよ。

AB比較（Dまでいける）、コントロールパネル（ヘッドルームの設定、ハイパスフィルター、位相反転コントロール）、ゲインマッチなどなど、便利な機能が現れます。

ちゃんと機能を理解している人でしたら、インプット、フィルター、ヘッドルームあたりを使ってさらに細かい挙動をコントロールすることも可能ですよ。

唯一のネックはCPUへの負荷ですね。

ボーカル、ギター／鍵盤、ベース、ドラムバス、マスターバス全部で使おうなんていう欲張りさんはそれなりのスペックが必要かもです。

ぶっちゃけ、各エフェクトのパラメーターを１からいじってこのクオリティに持っていくには、かなりの腕が必要になると思います。

当然プラグインの品質も必要になりますので、そう考えるとだいぶお得な魔法のプラグインと言えると思います。

マスターバスはもちろんですが、ドラムやギターのバスで使うのもめっちゃオススメです。

Ozoneとかの前にインサートするのもアナログ風の厚みを柔らかさがプラスされて効果的でした。

色々こねくり回していたものをあっさりと上回っていくのがちょっと虚しい気もしますが、まあ良くなっているんだからOK！

皆さんもぜひチェックしてみてくださいね！

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