グラニュラー・シンセシスの魅力が詰まったエフェクト・プラグイン!Arturia【Efx FRAGMENTS】レビュー

Aturiaグラニュラー技術をベースにしたエフェクト・プラグインEfx FRAGMENTS】の紹介です。

オーディオソースを一度グレイン(粒)に分解して再構成するグラニュラーはちょっと複雑なイメージがあったりしますが、こちらのEfx FRAGMENTSはチュートリアル動画を見るだけで大体は使いこなせてしまうほど使いやすいですよ。

簡単な割に機能は豊富で、「あ〜あれが付いていればな〜」という機能が大体盛り込んであり、グラニュラーならではのアンビエントなドローンやパッドから、グリッチ的なスタッターリズミカルなシーケンスまで色々できてしまう、グラニュラー・シンセシスの魅力が詰まったプラグインとなっております。

Efx FRAGMENTS の特徴と機能紹介

プリセット

バラエティ豊かなプリセットが用意されています。

「ぐらにゅらーってな〜に?」といった方でも、テキトーな楽器にテキトーなプリセットを選んでかけていくだけでも十分楽しめますよ!

Basic ViewとAdvanced View

最近のプラグインは専門的なコントロール部分を隠せるようになっているプラグインが多いですが、Efx FRAGMENTS も詳細なパラメーターをしまったシンプルなGUIがデフォルトになっています。

プリセットから好みのものを選んだら、上の段左側の2つのマクロノブ(INTENSITYとFX。プリセットごとにあらかじめ組まれています)でエフェクトのかかり具合などを調整したり、右側のGRAIN MIXでDRY/WETを調整したりするだけでOK!

それでイメージ通りにならない場合はその下の段、さらにもっと詳細なパラメーターをいじりたい場合は右上のAdvancedを押してAdvanced Viewを開くといった感じで、細かくいじりたい場合は下に降りていくというワークフローになっています。

プリセットをベースに使うならシンプルなベーシック・ビューだけで大体事足りると思います。

各コントロール

Buffer

こちらは入力音を溜めて音作りの準備をするセクションになります。

入力された音は波形で表示されます。ここの音を分解、再構成して様々なエフェクトを作り出すわけですね。

押した瞬間の音を持続するフリーズ機能がついています!

特定のコードを(グラニュラーエフェクトがかかった状態で)持続させながらソロを弾くなんてこともできますよ〜

Grain Capture

上記のバッファーに溜めた音をどのようにキャプチャーするか、というコントロールになります。

マニュアルモードもありますので、フィジカルコントローラーに割り当てて遊んだり、モジュレーションやシーケンサーで動かしても面白いです。

Grain Quantizationはトランジェントだけをキャプチャーしたり、グリッドごとにしたりできる機能です。

Grain Release

グレイン(粒)を扱う心臓部的なセクションです。

普通のClassic、ドローンなどのアンビエントなサウンド向きのTexture、専用のステップシーケンサー付きのRhythmic、という3つのモードから選べます。

範囲を指定してランダム化させる機能がノブのすぐ横に付いているのが嬉しいですね!

下のアドバンスコントロールには、ステレオの広がりをコントロールするWidthやリバース的なGrain Directionなどで細かく調整できます。

ちょっと面白いのが、Grain Crushというサチュレーション的な機能。

往年のサンプラーっぽい感じのサウンドにできるという。
ちょっと音がきついかな〜なんて時や、テクスチュアを変えたい時など、意外と重宝する機能です。

パンとエフェクト

PanのコントロールとFXスロットが2つあります。

オートパン的な感じですが、左右だけでなく奥行きも含め、色々な動きのバリエーションが用意されています。

リズミカルに動かしてもいいし、アンビエントなサウンドでゆっくり動かしても面白いですよ!

エフェクトはこの中から2つ選べます。

モジュレーション

一番下はマクロノブの割り当てや各種モジュレーションをコントロールするセクションになります。

ファンクションはエンベロープやLFOなどを好きなように描けます。
(定番のプリセットも用意されています)

外部からのサイドチェインにも対応しています!

シーケンサーで各パラメーターをコントロールすることも可能です。

参考動画

メーカーによる紹介動画

こちらのチュートリアルはちょっと長いですがEfx FRAGMENTSの魅力が詰まった動画になってます!

ピアノにプリセットをかけてみた

ピアノにプリセットを色々かけてみました。(最後だけはプリセットではありません)

ピアノ音源は XLN Audio の【Addictive Keys】(レビュー記事はこちら)を使ってます。

まとめ

かなり詳細なところまでコントロールできる上に最新のモジュレーション機能やエフェクトスロットも内臓、という至れり尽くせりな感じですが、それでいてごちゃっとせず使いやすくシンプルにまとめているのがすごいですね。

かなり幅広い音作りができますので、ジャンルや音楽スタイルを選ばず重宝すると思います。

ループにかけて変化をつけても良いですし、エフェクトをかけた状態で演奏しても新しいフレーズやリフが湧いてきたりするでしょう。

プリセットとざっくりコントロールだけでも十分元が取れるだけの恩恵があると思いますので、「グラニュラーってなんか難しそう」と敬遠している方にこそ使ってみて欲しいプラグインです。

ぜひお試しください!

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