イギリスの某有名コンソールを基にしたチャンネルストリップ・プラグイン！IK Multimedia【British Channel】レビュー

ハードウェアからプラグインまで幅広く展開しているイタリアの老舗メーカー IK Multimedia のチャンネルストリップ・プラグイン【British Channel】の紹介です！

イギリスの某有名コンソールメーカー、まあ見た目的にどっからどうみてもSSL(Solid State Logic)ですね。

非常に人気のコンソールで、そのチャンネルストリップやバスコンプを基にしたプラグインは様々なメーカーから出ていて数え切れないほどです。

そんな中、御本家をはじめBrainworxやWavesなどのようにボカシなしでSSLの名を冠したプラグインをリリースしているメーカーもあります。

どれを選ぶかは音の好みやご自身のワークフローと相談してといった感じですね。（個人的には御本家よりもBrainworxのSSL系の方が好みです）

参考

DTM用語集（11/1更新）

サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア

British Channel の特徴と機能紹介

コントロール

上段がEQ関連で下段がダイナミクス関連といった配置になっております。

EQセクションは、基本的なハイカットとローカットにピークが２バンド、ピークとシェルビングを切り替えられるハイとローという構成。

ダイナミクスセクションは、VCAコンプレッサー、エキスパンダー、ゲートにインとアウトのゲインコントロール、位相切り替えという構成。

• EQのモードを変えるスイッチも付いていますので、サウンドキャラクターのバリエーションも豊富。
• ハイカットとローカットはスイッチでサイドチェインEQとして機能させることも可能。
• また、EQセクション全体をダイナミクスセクションのサイドチェインEQとして使用することもできます。
• EQセクションとダイナミクスセクションを入れ替え可。

ほぼコンソールを忠実に再現した機能ですね。

サウンドもそれっぽい感じでグッド。

左のLINKボタンをオフにすると、L/RまたはM/Sのデュアルチャンネルで処理できます。

CPU

CPUへの負荷は、まあ普通といったところでしょうか。

驚くほど重くも軽くもない感じですね。

参考動画

ドラムで使ってみた（デモ動画）

まとめ

ストレートなSSL系チャンネルストリップ・プラグインと言って良いと思います。

特段音の傾向にクセがあるわけでも、特別な機能がついているわけでもなく、負荷的にもめっちゃ軽いわけでも重いわけでもありません。

普通に使いやすいって感じですね。

褒め言葉なはずですが、なんかディスってるようにも聞こえるような？

試してみて「普通に使いやすいじゃん」と思えば買い！「なんかパンチ？が足りないような？」と思ったら様子見ってところでしょうか。

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