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レジェンド・ヴィンテージ機を高いクオリティで再現したハードウェアで人気のメーカー Heritage Audio が自社の実機を再現したプラグインで Plugin Boutique に参戦!
マスターバス系の二つ(SYMPH EQとSUCCESSOR)に続いて紹介するのはチャンネルストリップ・プラグインの BritStrip です。
73マイク・プリアンプ、拡張された73イコライザー、ディスクリート・クラスAのD.I.、ダイオード・ブリッジ・コンプレッサーを組み合わせた高品質なヴィンテージ・サウンドを備えたハードウェアを基にしたプラグインです。
なのに!
なんと、トラックにガンガン挿していけるくらい奇跡的に軽いという!
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目次
Heritage Audioとは?
2011年にエンジニア/プロデューサーのピーター・ロドリゲス氏が設立したスペインの音響機器ブランド。
「古き良きヴィンテージ機器の魅力を良い状態で現代に再現する」のをコンセプトにしたメーカーで、自社工場での手巻きトランスをはじめ細部までこだわった高品質なハードウェアで、プロのエンジニアにも人気のメーカーです。
BritStrip の特徴と機能紹介
使い方
まず、GUIを1段もしくは2段に切り替えることができます。


個人的には断然2段が使いやすいと思います。
1段だと横に長すぎて画面からはみ出てしまいますし、かといってサイズを小さくすると今度はノブやスイッチ操作がしづらくなります。
ちなみに、デュアル・ノブの外側はノブに沿ってマウスを動かすのではなく、ノブの横ら辺を上下にドラッグするとノブもそれに合わせて増減する方向に回ります。
なので、上にドラッグしているのにノブは下(右)に回るみたいな状態になります。
この辺りの独自操作はハードウェア風GUIの宿命ですね。まあちょっといじれば慣れます。
上段がEQで下段がコンプという仕様。

有名なNeve1073を強化した感じのEQセクションで、滑らかで自然なサウンドが特徴です。
極端にブーストしても音楽的に破綻しないので思い切った音作りが可能です。
ハイとローは基本シェルビング・タイプですが、スイッチでピークに切り替えることもできます。
ミッドのQはスイッチで切り替えられるようになっていますので、Qを狭めてピークカットに使用することも可能です。
ハイパス・フィルターは5つの設定から選べます。
位相スイッチもちゃんと付いていますよ。
同社のバスコンプSuccessorと同じダイオード・ブリッジ方式のコンプレッサーです。
アタック・タイムはコンソールっぽくスイッチで切り替えるタイプ。
リリースにはオート・リリースも付いています。
オン/オフできるBLENDでパラレル・コンプレッションも簡単にできますよ。
サイドチェイン・フィルターはオフも含む6つの設定から選べます。(ベルタイプの設定も選べるのが特徴的)
ちなみに、コンプをEQの前段に持ってくることもスイッチ一つで簡単にできます。


EQとコンプはいずれもOFFにできますので、EQだけ使う、コンプだけ使うということもできます。
またどちらもOFFにして通すだけというアリです。(私はあまり使いませんが)
CPU
マスターバス系の二つ(SYMPH EQとSUCCESSOR)がけっこうなCPU負荷だったので「ちょっと高めだけどトラックで使えないこともない・・かな?」くらいを想像していたのですが、嬉しい誤算です。
まさか、軽い・・・だと!?

テキトーな曲を試しに処理してみましたが、いやー平和ですね。

軽くて高品質でお馴染みFabFilterの組み合わせと大差ないという。

参考動画
まとめ
操作性や視認性の悪さはハードウェア風GUIの宿命ですが、それを補って余りある音の良さと見た目のかっこよさ。
低負荷なのでDAWのミキサーを心置きなくコンソール化できちゃいますね。
音は取ってつけたようなヴィンテージ感ではないので、楽器問わず普通に使いやすいです。
機能的にも意外と気が利いていて、思ったよりも汎用性の高いチャンネルストリップだなと感じました。
公式ページにトライアル版もありますので是非チェックしてみてください!
こちらもオススメ!


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- Audiomodern・・・Freezr
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