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レジェンド・ヴィンテージ機を高いクオリティで再現したハードウェアで人気のメーカー Heritage Audio が自社の実機を再現したプラグインで Plugin Boutique に参戦!
ウン十万するハードウェアの音を1万ちょいで導入できてしまうという、デジタル技術は素晴らしいですね!
実機が気になっている方の体験版としても良いかもです。
というわけで、SYMPH EQ に引き続き今回はマスターバスやマスタリングに最適なコンプレッサー・プラグイン SUCCESSOR をレビューしていきます!
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目次
Heritage Audioとは?
2011年にエンジニア/プロデューサーのピーター・ロドリゲス氏が設立したスペインの音響機器ブランド。
「古き良きヴィンテージ機器の魅力を良い状態で現代に再現する」のをコンセプトにしたメーカーで、自社工場での手巻きトランスをはじめ細部までこだわった高品質なハードウェアで、プロのエンジニアにも人気のメーカーです。
SUCCESSOR の特徴と機能紹介
ダイオード・ブリッジ・コンプレッサー
コンプレッサーのリダクション方式は、FET、VCA、オプト、バルブなど色々ありますが、SUCCESSORはダイオード・ブリッジ方式(ダイオード・リング方式)を採用しています。
Hook Upのチャンネルに Rupert Neve 氏本人がダイオードブリッジ・コンプレッサーの開発秘話を語っているインタビューがありました!
使い方

- DYNAMICS IN・・・ダイナミック・プロセッサーをオン/オフするスイッチ。オフでもトランスとアンプの影響をうけます。
- NUKE・・・よりアグレッシブなコンプレッションを得られます。BLENDを使って原音と混ぜたりしても効果的です。(パラレル・コンプレッション)
- RATIO・・・最大にするとリミッターに、アタックは50マイクロ秒からとかなり早い設定も可能です。
- REREASE・・・二つのオート・リリース・モードを備えています。
- サイドチェイン・フィルター・・・6つの設定(オフ、80Hzと160Hzのハイパス、800Hzと3Khzのベルタイプ・ブースト、5KHzのローパス)が用意されています。
- ゲイン・メイクアップ・・・こちらも6つの設定から選ぶ感じ。細かくゲインを調整したい場合は一番右のアウトプット・トリムでもできます。
- BLEND・・・使わない時はオフにできるDRY/WETミックス。

ローエンドをスルーさせるローパス・サイドチェイン・フィルターはこういったコンプの定番ですが、ベルタイプのブーストと5KHzのローパスが用意されているのが特徴的です。
NUKEやBLENDと合わせて色々できそうです。
CPU
CPU負荷はさすがに高いです。
マスターバスやマスタリングで使うことになるのでそこまで問題にはならないと思いますが、やはり実機の挙動を良い感じに再現しようと思うとこうなってしまうのでしょうか。

モダンなバスコンプの Softube Bus Processor と比べるとだいぶ高いですね。

参考動画
まとめ
高負荷なだけあってさすがに良い音しますね!
暖かみと厚みのあるサウンドでマスターバスに一体感とほどよい色彩を加えてくれます。
私は普段マスターバスにはBrainworx の bx_townhouse Buss Compressor を使うことが多いのですが、それと比べるとSUCCESSORの方がシルキーな感じで、より曲を選ばずに使えそうな気がします。
定番のまとめ役として浅くかけても良いですし、深めにかけてサイドチェイン・フィルターやDry/Wetでコントロールしても面白いです。
また、やたらと早いアタック・タイムにも対応していたりと、思ったよりもかなり柔軟に使えそうですね。
公式ページにトライアル版もありますので是非チェックしてみてください!
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