解析のプロが作った硬派なラウドネスメーター・プラグイン!zplane【FENNEK】のレビューと使い方

オーディオ・ストレッチング、ピッチング、解析などの高い技術で有名なドイツのデベロッパーzplane

そんなミュージック・プロセッシング/アナライズのスペシャリストによる新たなプラグインが今回紹介するプロ品質のオーディオ・メータリング・ソフトウェア FENNEKです。

ラウドネスやレベル、ピークなんかをバッチリ測れちゃうぜっていうプラグインで、いわゆるラウドネスメーターですね。

使用してみた感じは、正確堅実正統派といった感じで、非常に信頼できるメータリングソフトといった印象です。

DAWで楽曲に使用するのを想定して

プロフェッショナルなメータリングソフトであるFENNEKは音楽専用というわけではありませんので、今回はDAW上でプラグインとして音楽系に使用すること前提で紹介したいと思います。

FENNEKの機能と特徴紹介

FENNEKはメインビュー(真ん中)、ヒストリービュー(左)、トゥルーピークビュー(右)の3つのセクションに分かれていて、ヒストリービューとトゥルーピークビューはそれぞれメイン下のHISTTPで表示/非表示できます。

では、トゥルーピークビューは解説するまでもないと思いますので、メインとヒストリーに絞って見ていきましょう。

Main View

ここだけでメーターとしては成り立つ重要なセクションです。

プリセットを選ぶ

基本的な使い方としては、まずは楽曲の使用目的に合わせてここでプリセット(ラウドネスの規格)を選びます

数字メーター

数字のメーターは大、小それぞれ2つずつで、デフォルトで以下のように設定されています。

  • 大上・・・Integrated Loudness(Long Term Loudness)(IL)楽曲全体のラウドネス
  • 大下・・・Loudness Range (LRA)楽曲のラウドネス幅
  • 小右・・・Short Term Loudness (S)3秒あたりのラウドネス
  • 小左・・・Momentary Loudness (M)400ミリ秒あたりのラウドネス

ドロップダウンメニューで表示させるパラメータを選べますが、必要なのはすでに表示されていますのでデフォルトのままで大丈夫です。(max.と付くのはその時点での最大値が表示されます)

プリセットで設定された値をオーバーするとこのように赤くなります。(TP-OVERはトゥルーピークオーバー)

楽曲の調整をする時はLUFSとLUの表示を切り替えられますので活用しましょう。

Lock To Host Button

DAW上で使う場合は、このボタンを有効にしておくとDAWのタイムラインと同期してくれますので是非オンにしておきましょう。

Export Window

EXPボタンを押すとこのウィンドウが開きます。

ログをファイルやメール経由で描き出せるところです。

また、下のCONSTANT LOGのENABLEがチェックした状態ですと、FILEで指定されている場所に自動でログを書き出し続けます。

どうせ見ないしなって方はチェックを外しちゃってください。

SET UP

アクティベートしたり、色々細かい設定をしたりするところです。

「楽曲をこのラウドネス規定で提出してくれ」という細かい数値指示でもない限りはいじらなくて大丈夫です。

History View

左側のヒストリービューにはメインビューで計測したパラメータの諸々が記録されます。

基本的な操作は以下の通り

また、ポインタを合わせるとその地点の詳細が表示されます。

計測をリセットする場合は×ボタンを押してください。

参考動画

メーカーの紹介動画

文章では分かりにくいところを撮ってみた

まとめ

といった感じで、非常に硬派なメータリング・プラグインとなっております。
見た目(GUI)からして「ちゃんと測りますよ!」っていうオーラ出てますもんね。

色々な機能が付いているわけではありませんので派手さはありませんが、必要な機能だけが使いやすくまとまっていると感じました。
個人的にはメータリングソフトにアッパーな要素はいらないと考えているので、これで正解だと思います。

一方で、お洒落な見た目やリファレンス音源を取り込めるようなオマケ機能が欲しい方には感性が合わないかもしれません。

あくまでも、確実な仕事を正確にこなしてくれるメータリングソフトが欲しい方向けの製品ですね。

とりあえず、色々出ているラウドネス・メーター・プラグインの中でも最高峰の1つと言っていいと思います。

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