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古き良きハードウェア・サウンドにインスパイアされながらもモダンで使いやすいインターフェースを持つプラグインをそろえているデベロッパーBABY AUDIO.の新製品【Tekno】の紹介です!
Teknoは、昔のアナログ・ハードウェアの良さを現代的な迫力のあるサウンドに昇華させた、Baby Audioの哲学がこれでもかと詰め込まれたドラムマシン・プラグインです。
プロジェクト自体はけっこう前から動いていたみたいですが、実際にTeknoを触ってみるとかなりこだわって作られたのが伝わってきますので、きっと伸びに伸びてのリリースなんでしょうね。
Teknoはサンプルを一歳使わない、所謂ドラムシンセというやつです。
18のキットを内蔵していますが、なんとそれぞれのキットごとに最適なエンジンとエフェクトが用意されているという力の入れよう。
マニュアルでは一つ一つのエンジンについての解説とこだわりポイントがアツく語られています。
かっこいいドラムサウンドを簡単に作れることにフォーカスした後発ドラムマシンですので、サンプル探しに疲れた方にもオススメですよ。
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目次
Tekno の特徴と機能紹介
ワークフロー
基本的にはMIDIコントローラーで鳴らすか、MIDIで打ち込んで鳴らすかのどちらかです。

シーケンサーは付いていませんが、個人的にはプラグインのシーケンサーはあまり使わないので余計な機能がついていないのは逆にありがたいです。
使い方としては、プリセットのキットから選んだり1から自分で音作りしてもいいのですが、私的にはランダムボタンでガチャって良い感じのに当たったらそこからさらに自分好みに調整する、という流れが良い感じでした。
ちなみに、ランダムボタンは全体、キットごと、それぞれのキットのエンジンやエフェクトごとにも用意されています。
メイン画面には18のパッドと、その下にはキットごとに用意されたサウンドエディット画面、右側にはさらに詳細なパラメーターにアクセスできる画面、という構成になっています。

エフェクトも細かいパラメーターにアクセスできます。
フィルターなど、詳細画面にしかないパラメーターもあったりします。

シンセとエフェクトのパラメーターはキットごとに異なります。
キックとスネアなど、2つのシンセエンジンが用意されているキットもありますよ。

各々のキットにはパンとゲイン以外にダッキングも付いています。
使い方は簡単で、ソースとなるトラックをリストから選んであとはダッキングの量をノブで調整するだけです。

簡単にかぶり対策ができるのが嬉しいですね。
マスター
右下はマスターセクションになります。

Teknoはパラアウトにも対応していますが、マスターセクションも含めて最適になるように調整されているみたいですので、なるべくステレオトラックで使った方が簡単にパンチのある良いサウンドになります。
ミキサー画面を開いたり、

Human機能(←これが良い感じ)やセンドエフェクトであるリバーブのパラメーターにアクセスしたりできます。

サンプルの生成に使うのもオススメ
作ったサウンドはDAWにドラッグ&ドロップで貼り付けて使うこともできるので、ドラムサンプル生成マシンとして使うのもオススメですよ。
サンプル vs シンセ
ドラムトラックを作る時、まず初めにサンプルを使う(並べるもしくはサンプラー)かインストゥルメントを使うかという選択肢があります。
そして、またインストゥルメントもサンプルベースか否かという選択もありますね。
まあ、それぞれ一長一短ありますので、各々の哲学やワークフローに合わせて選択すればいいのですが。
例えば、サンプルは実際のハードウェアを良い状態、良い環境でレコーディングしている場合が多い、つまりはハードウェアの良い瞬間を良い感じに切り取っていると言えるでしょう。
ですので、リアルさや空気感という点では優れていますが、ワンショットを並べるだけでは実機の持つ不安定さから生まれる独特のグルーヴ感を得ることは難しかったりします。(ただ、それをDAW側で補う何かがあればそれは最高の方法になるかもしれません)
それに対してインストゥルメントは実機のもつ挙動などを再現しているものもあるため、グルーヴ感やサウンドの統一感を得やすいのと、実機のサウンドを開発者が自由にアップデートできるという柔軟さが魅力です。
その代わり、レコーディングのフェーズを通っていないため、DAW側である程度エフェクト処理をしないと物足りない場合があったりします。
その間にあるのがサンプルベースのインストゥルメントだったりしますが、もちろん利点と欠点もそれの中間くらいになります。
参考動画
ドラムトラックはすべてTEKNOです。
メーカーマニュアルに「ステレオで使うことを想定している」と書いてあったので、パラアウトせずに使いました。(TEKNOのトラックはミックス用にEQだけ追加で使っています)
まとめ
現代的なアナログサウンドって感じで、まさにBaby Audioの真骨頂と言える仕上がりだと思います。
簡単な操作だけで最高のサウンドが得られるのが一番の魅力ですね。
シンセベースの割にはCPU負荷も軽いです。
一方で、シーケンサーが付いてなかったり、ステレオで使うことを想定しているわりにミキシング系のエフェクトが少なかったりと、注意点はあったりします。
基本ドラムパターンは自力で打ち込むなりMIDIパック的なやつ使うからいいよーって人向けです。
ちなみに、Teknoのマスターセクションは通したいけど、自前のエフェクトでもミキシングをしたい場合は、ドラムパターンが決まってからキットごとにソロで書き出して使えばOKです。
このように、Teknoをサンプル生成もしくはループ生成マシンとして使うのもオススメですよ。
ぜひ、試してみてくださいね!
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