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ヴィンテージ・シンセのエミュレーションで有名なイギリスのメーカーGForce Softwareから新製品【IconDrum】がリリースされました!
GForce はこれまで興味はありつつも「また今度でいっかな」とスルーを繰り返してきたメーカーです。
そんな私がなぜ今回【IconDrum】は食いついたのかというと、あのLinnDrumのエミュレーションだからなんですね。
808や909に比べると少しマニアック感のあるLinnDrumのソフトシンセが1つでも増えるのはファンとして本当にありがたいですが、IconDrumは懐古趣味に留まらないガチのプラグインです!
しかも、複数機、複数処理を収録し、エフェクト、スタンドアロン版も付いて、さらにはマルチアウトにも対応しているという、めっちゃ気合いの入ったソフトウェア・ドラムマシンに仕上がっていますよ。
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目次
IconDrum の特徴と機能紹介
LinnDrumとは?
LinnDrumは、今でも人気のTR-808やTR-909とほぼ同時期のドラムマシンで、シンセベースのTR系に対しサンプルベースのよりアコースティックなサウンドが特徴でした。
プリンスの「1999」やマイケル・ジャクソンの「スリラー」などをはじめとした80年代のサウンドに大きく影響を与えたドラムマシンの一つです。
TR系のサウンドは今でも現役と言って良いほど使われていますが、LinnDrumもまだ開発されていない魅力や可能性があるんじゃないかと私は思ってます。
サウンドセクション
IconDrumには12のトラック/チャンネルがあり、それぞれに1〜3つのサウンド/パッドがあります。
- Bass
- Snare
- Sidekick
- Hi-Hat
- Toms
- Ride
- Crash
- Cabasa
- Tambourine
- Conga
- Cowbell
- Claps

各サウンドは、LM-2を2タイプ(A/B)ダイレクト録音したものに加え、クラシック(80年代風)、モダン(今風)、テープ(カラフル)と3タイプのサウンド処理、さらにそれのLM-1版も収録されていますので、バリエーション豊かな選択肢が用意されています。
それぞれ好きなものをミックスすることもできますし、一度に変更したい場合はプリセットから選ぶ感じです。
プリセットとMIDIパック
モデルや処理方法別以外にも色々なプリセットが用意されていますので、音作りの参考や出発点に活用できます。

さらにMIDIパックも同梱されていますよ。

ベーシックなものから凝ったパターンまで色々入っていますので、DAWにドラッグ&ドロップして活用しましょう。
ミキサー
ミキサーはゲイン、パン、ディケイ、ピッチ、ローパス/ハイパス・フィルターに加え、ディレイとリバーブへのセンド量、という構成になっています。

トラックのミュートとソロのボタンが小さすぎて押しにくいのがちょっと難点です。

ちなみに、マルチアウトにもちゃんと対応しています。
エフェクト
エフェクトは2つのセンド・エフェクト(ディレイ、リバーブ)と3つのマスター・エフェクトが用意されています。

マスターエフェクトはディストーション、フィルター、コンプ、EQ、ビットクラッシャー、フェイザーから選べます。
CPU
CPU負荷は、エフェクトかけてフルで鳴らしてこれですので比較的軽い方だと思います。

エフェクトなしだとちょっと減ります。

参考動画
まとめ
収録サウンドの多さが一番の魅力ですね。
特に80年代風とか今風とか、処理済みのサウンドがかなり使い勝手良いです。
「昔風の曲を作る時は活躍するけど、それ以外にどう活用すればいいのかわからん」って人は良いヒントになるのではないでしょうか。
機能的な拡張だけでなく、MIDIパックも含め、現代のプロダクションに活用するアイデアまで提供してくれているあたりガチですね。
LinnDrumファンとしてはエミュレーションしてくれるだけでもありがたいのですが、ここまで本気度が伝わってくるとさらに嬉しいです!
LinnDrum好きはもちろん、いつもと違った感じのドラムマシンに触れてみたい方はぜひチェックしてみてくださいね!
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