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わかりやすいインターフェースと使いやすいサウンドで人気のスウェーデンのデベロッパー XLN Audio 。
そんなXLN Audioの人気マルチエフェクト・プラグイン【RC-20 Retro Color】(レビュー記事はこちら)のドラム特化版みたいなプラグイン【DB-30 Drum Butter】が新しく登場しました!
複数のエフェクト・モジュールが入っていて、好みのエフェクトチェーンを組めるタイプのプラグインですね。
トリガーによるレイヤーからコンプ、サチュレーター、リバーブといった定番エフェクトまで、かっこいいドラムサウンドを作るためのエフェクトを効率のよいGUIでシンプルに操作できるようになっています。
ドラムバスでまとまり感を出したりパンチを加えたりといったミキシング的な用途はもちろん、ドラムループを曲に合わせてエディットしたり、センドリバーブとして使ったりと、非常に高いポテンシャルを持ったプラグインとなっております!
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目次
DB-30 Drum Butter の特徴と機能紹介
DB-30は6つのエフェクト・モジュールとマスターセクションを持つプラグインです。
プラグイン全体の適用量をコントロールするMagnitudeや、それぞれのエフェクトの適用量をコントロールするBig Knobなど、基本的な使い方はRC-20 Retro Colorと同じです。
モジュール紹介
キックにローエンド、上物に好みのサウンドをトリガーでレイヤーできるモジュール。

BoomとShackはタブで切り替えられ、適用量は下のビッグノブがデュアル仕様になっているので、それぞれ個別にコントロールできます。
上物の方はレイヤーするサウンドを色々選べますよ。

ビジュアライザーのところでそれぞれのトリガーする周波数帯域とスレッショルドをコントロールできますので、うまく設定すればスネアだけとかも狙えます。ソロボタンなども使って調整しましょう。

Postボタンを押すと後段のモジュールを飛ばして直接Clipに出力することができます。

また、ピッチ、ディケイ、ダッキングなども調整できますので、原音とバッチリ合わせることができますよ。
BoomのAcidもゴリゴリの音になっていい感じです。ステレオで加えてもいいですね。
周波数とフォルマントをシフトできるモジュール。

周波数とフォルマントの比率(どちらかだけにすることもできます)や、影響を与える周波数帯域とトランジェント/サスティンのバランスも調整可能です。
フォルマントを使ってエフェクティブに仕上げるもよし、低域の周波数だけを曲に合わせてシフトさせるもよし。
20の空間スタイルから選べるリバーブ・モジュール。

見た目はシンプルですが、中身はクラシカルなものから複雑なものまで対応できる本格的なリバーブです。

ドライなドラムにちょっとしたアンビエントを加えたりはもちろん、センドで本格的なリバーブユニットとして使うこともできます。
パンやステレオ幅、周波数帯域の制限などにも対応していますし、リバーブの後段にサチュレーションやコンプレッションを加えることもDB-30内で完結できてしまいます。
6つのコンプレッション・タイプから選べるコンプレッサー・モジュール。

細かい設定なしで使えるシンプルなコンプと見せかけて、ダウンワードとアップワードどちらも対応している上両方同時(つまり両側から圧縮できる)もいけたり、マルチバンドにも対応していたりと、かなりガチのコンプとなっております。
- Punch・・・VCAタイプ。
- Glue ・・・ VCAタイプのバスコンプ。
- Smack ・・・ FETタイプ。
- Warm ・・・遅いアタックとソフトニーのカスタムコンプ。
- Gentle ・・・ オプトタイプ。
- OTT ・・・マルチバンドのアップワード/ダウンワード・コンプ
6つのモードから選べるサチュレーター・モジュールです。

音に温かみを加えたり、倍音を強化したりといったミキシング的な使い方から、サウンドデザイン的なよりカラフルな使い方まで幅広くこなせます。
Shiftに引き続き、こちらも影響を与える周波数帯域とトランジェント/サスティンのバランスを調整できるようになっていますので、「中音域のトランジェントにだけ歪みを加える」といったような範囲を限定した使い方もできますよ。
ウェーブシェーパーとリミッターの合わせ技モジュールです。

ピークはそのままに、よりラウドなサウンドを超簡単に作ることができます。
また、トーンと周波数帯域、トランジェント/サスティンのバランスも調整できるため、ミックス全体の中でのドラムの帯域バランスや抜け感のコントロールなんかに使っても良いですね。
マスターセクション
プラグインの最下段にあるマスターセクションもなかなか侮れませんよ。

EQ(ローカット/ハイカットとチルト)、トップエンドを調整するAir、アタック/サスティン、クリッピング、そしてインプットとアウトプットという構成。
アタック/サスティンはトランジェント・シェーパー的な感じで簡単にアタックとサスティンを増減できます。
クリップはデフォルトでオンになっていますが、より積極的に使うのであればインプットをがっつり突っ込んだりしてもいいですね。
ちなみに、アウトプットにはゲインマッチ機能もついていますよ。
プリセット
プリセットも豊富に収録されています。

ドラムサウンドがガラッと変わるようなのもたくさん入っていますので、「なんかかっこいい感じにならないかなー」というノリで探してみるのもオススメですよ。
参考動画
まとめ
それぞれのモジュールはシンプルなGUIですが、厳選された機能が効率よく配置されていますので見た目以上にたくさんのことができます!
RC-20がローファイ系以外でも有用なように、DB-30をドラム以外に適用するのも全然アリです。
フォルマントやサチュレーション、リバーブなど、ドラムだけで終わらせるのはもったいないと思います。
オートメーションを描いてトランジションで使うのもいいでしょう。
ただし、CPU負荷は(使用するモジュールの数にもよりますが)RC-20に比べてだいぶ高いので、そこまで気軽に使えるかというとマシンスペックによっては難しいかもしれません。
まあサウンドのクオリティも高いですし、ドラムバスで使う想定ですと1プロジェクトに1インサートですので、それを考えるとそんなものかなとも思います。
ループのエディットなどで使う場合は、好みのサウンドになったら一度書き出す流れで使いましょう。
というわけで、RC-20に続いて新たな定番プラグインとなること間違いなしだと思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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