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ポップでおしゃれなGUIが特徴のスウェーデンのデベロッパー Klevgrand から、アルゴリズム・リバーブ・プラグイン【Walls】がリリースされました!
「あれ?KlevgrandはすでにKleverbっていうアルゴリズム・リバーブがあったよな。堂々と自社製品に被せてきた?」
と思いましたが、Kleverbが基本Room(ルーム・リバーブ)なのに対し、Wallsはそれ以外って感じなので一応被ってはいない(?)ようです。
そう、それ以外なので、Wallsには複数のアルゴリズムが搭載されています。
定番のPlate、Hall、Springに加え、Cosmic(ディープ系)、Hex(ディレイとリバーブのハイブリット)、Binary(ヴィンテージ風)という特殊枠も充実しています。
プレートならA社のこれ、スプリングならB社のこれ、と使い分ける楽しみももちろんありますが、個人的には楽器でもなんでも複数のを取っ替え引っ替えするタイプではないので、こういう特化型ではなくバランスよく使えるものは嬉しいです。
そして、さらにUIもシンプルで操作性が良いですし負荷も軽いときてますので、ここにきてすごいダークホースが登場したなという印象です!
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目次
Walls の特徴と機能紹介
UIとパラメーター
プラグインの上部のコントロールはこんな感じ。
- プリセットの切り替え
- リバーブモデルの選択
- プリディレイ
- サイズ
- ディケイ

収録されているモデルは6つ(Spring、Plate、Hall、Cosmic、Hex、Binary)で、モデルを変更すると真ん中のUIも変わります。

といっても、モデルごとに何か特殊なパラメーターなどが現れるわけではありません。
あくまでもイメージ。

でもって、プラグイン下部のコントロールはこんな感じ。
- ステレオ幅
- ダンピング
- 拡散量
- フィルター
- モジュレーション
- 初期反射と後期反射のバランス
- ドライ/ウェット
どこにどう影響するのかが謎な小難しいパラメーターは一切ありません。


とにかくシンプルでめちゃくちゃ分かりやすいUIですね!
特に、フィルターとモジュレーションがXYパッドになっていて、グリグリ動かしながら直感的に音を決められるのが最高です。
モジュレーションはこういうリバーブのものにしては目立った効き方をしますので、積極的に音作りに使っていっても面白いです。
CPU
CPU負荷もかなり軽い方ですので、トラックでも気兼ねなく使っていくことができます。(どのモデルを選んでも同じくらいでした)

軽いリバーブの代名詞的なValhallaRoomと比べても遜色ない軽さ。

ちなみに、ストレージにも優しいです。

参考動画
ちょっと無理矢理ですが、一応全部のモデルを使ってみました。
まとめ
今年初め頃にリリースされたSoftubeの【Dimensions】もアツい内容でしたが、Wallsもちょっと方向性は違う(こっちの方がよりライトな感じ)もののかなり良いですね。
ガンガン使っていけそうなアルゴリズム・リバーブが増えるのはアルゴリズム好きとしては嬉しい悩み。
ちなみに、ShimmerやDuckerなどは搭載されていませんし、どこかをクリックすると詳細なパラメーターが開くみたいなギミックもありません。
とにかく使いやすさを重視したシンプルかつ明快な作りのリバーブ・プラグインだと思います。
リバーブ初心者から素早く仕上げたい玄人まで幅広くオススメできますので、アルゴリズム・リバーブ好きはぜひチェックしてみてくださいね!
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