モダンなUIと洗練されたサウンドがインスピレーションを刺激する!Lunacy Audio【CUBE】使い方&レビュー

アメリカ、ロスに本拠地を置くメーカーLunacy Audioのプラグイン【CUBE】。

キューブ状の部屋の中を怪しいオーブが動き回る幻想的な3Dインターフェイスが特徴的なサンプルベースのヴァーチャル・インストゥルメントで、音の方も幻想的なPADからシネマティックなドローンやSEまで、非常にモダンクリエイティブなサウンドが詰め込まれています。

さらに自分の手持ちのサンプルも読み込めるので、可能性は無限大ですね!

CUBEの特徴と機能紹介

基本的な仕組みとしては、正方形の部屋の8つの角にそれぞれサンプルをロードして(空の角があってもOK)それらのブレンド具合がキューブの位置によってシフトするというもの。

似たようなサンプルをブレンドして淡い変化のアンビエントサウンドを作ってもいいし、パーカッションや効果音のサウンドを混ぜたりしても面白い、アイデア次第で色々なサウンドを作ることができます。

スタンドアローンでも動く

DAWを立ち上げなくても使えますので、パッと思いついたときにすぐプレイできます。

意外と操作はシンプル

そんな見た目とサウンドからは想像できないくらい使い方は直感的で簡単です。

どれくらい簡単かというと、操作の説明はプラグインを立ち上げた時に出てくる5ページのチュートリアルとポインタを当てた時に画面下に出てくる一行ヘルプのみという潔い仕様ながら、それで使えてしまうくらいです。

では、ざっと機能を見ていってみましょう。

Main

その名の通り、こちらがCUBEのメインページになります。

中央にグリグリできるオーブと、左には上げるとオーブが光って音もパワーアップするEther、右にはMacroノブとFilterノブがあります。

Filter横のボタンはオン(光っている)にするとフィルターがエフェクトチェインの一番後ろになります。

また、箱の角にポインタを合わせるとロードされているサンプルを確認でき、そのままクリックするとエディット画面にとぶことができます。

Orbits

オーブの動きをコントロールするページがこちら。

  • Orbits・・・オーブの軌道の形をプリセットから選べます。(下のCreate New Orbitからオリジナルの軌道を作ることもできます)
  • Rotation・・・軌道の形を動かせます。
  • Intensity・・・軌道の大きさを変えられます。
  • Offset・・・オーブの動きだし位置
  • サイクルボタン・・・オンにするとグルグル回って、オフにすると一周で終わり
  • Orbit Motion・・・一周の時間を決める。(横のDIVISIONボタンでテンポ同期とスピードを切り替え)

Retrigger Motionは3タイプ

  • Every Note・・・発音のたびに最初の位置に戻る
  • Every Group of Notes・・・音を切ると位置が戻って、レガートだとそのまま動き続ける感じ
  • Never・・・ずっと動き続ける

Sounds

サンプルの編集やロードをするページがこちら。

自前のサンプルを使用する場合はこちらに放り込んで(ドラッグ&ドロップ)してください。

右にはグローバルボリュームとエンベロープ。この2つはサンプル全体にかかります。

上には逆再生のReverse、何回も鳴らすLoopMonoボタンがあります。こちらも全体。

それぞれのサンプルのところには、左からサンプルを選ぶところ、オンオフ、ソロ、リバース、ループ、モノ、ランダムと並んでいます。

ランダム

ランダムはランダムにサンプルをチョイスするボタンです。

上のプリセットの横にはサンプル全体をランダムに選ぶボタンがあります。

またオーブの軌道のプリセット、エフェクトのランダムボタンもありますので、思いがけないサウンドと出会えるかもしれません。

これだ!と思ったサウンドを作れた後に「このボタンなんだろ?」なんて間違って押さないように気をつけましょう。

詳細編集ページに行くには、それぞれのサンプルをクリックするか、キューブのA B Cをクリックしてもいけます。

エディット画面はBasicTweakに分かれています。

サンプラーの基本的な機能が揃っておりますが、Tweakの方にはなんとステップシーケンサーアルぺジェーターまで付いてます!

パッドの中にうっすら現れては消えるアルペジオを加えたりなんてこともできますね。

Modulation

モジュレーションのページです。

モジュレーションは、LFO /ステップシーケンサー(切り替え)が4機搭載されています。

下のMod Matrixボタンでモジュレーション・マトリックスページに切り替わります。

こちらでターゲットを設定したり、かかる量を調節したりできます。

シンプルな構成で分かりやすくはありますが、LFOとマトリックス、それと実際にかかるターゲットの3つが全て違うページになっているため、色々と試しながら実験していくというよりは、ある程度「こういう音にするぞ」というビジョンを持ってモジュレーションを組む必要があるかな、と感じました。

Effects

エフェクトは8種類、どれもシンプルですがなかなかいい感じにかかります。

Filter

EQ

右クリックでメニューが出ます。

Distortion

Saturatorと、結構エグい音になるWaveshaperBitcrusherの3点セット。

Compressor

とりあえずコンプ。

Chorus

シンプルなコーラスとフェイズ(LFOで動かせば所謂フェイザー)。

Delay

Reverb

シンプルなリバーブとEQ付きのコンボリューション・リバーブのセット。

重ねがけもできちゃいます。

Limiter

Presets

プリセット画面はお気に入りタグ機能があるのでめっちゃ使いやすいです。

なんか違うな、と思ったら自分でタグをつけ直すこともできます。

CPU

サンプルベースなためオシャレな見た目の割にはそこまで負荷は高くありませんが、使用するサンプル数が多くなってくるとそれなりにといった感じです。

立ち上げすぎてCPUが〜となった場合はECOモードにするとシンプルサンプラーモードになりますので、こちらで節約してください。
CUBEというネーミングなのにCUBE関係なくなっちゃうモードが付いているのが優しいですね。

ちなみに、設定画面の上の方で現在の状態などを確認できます。

ロードするサンプル数について

ロードするサンプルは多いほど複雑なテクスチャを表現できますが、2つ3つでも十分にCUBEの特徴は発揮できますので、多さにはこだわらなくて大丈夫です。

参考動画

メーカーによるWalkthrough

プリセット集

Ableton Liveを使ったデモソング

1から音作ってみた

まとめ

現代的な洗練されたGUIとサウンドが特徴のインストゥルメントですが、使い勝手も悪くないし、サンプルベースなのでかなり自由も効きます。

プリセットもかっこいいサウンドが沢山入っていますが、他にもアイデア次第で色々な使い方ができますので、トラックの良いアクセントにもなってくれるし、インスピレーションのスタートポイントとしても活躍してくれると思います。

1つのインストゥルメントとしての側面と、ちょっと個性的なサンプラーとしての側面がありますので、一見飛び道具のような見た目に反して様々なスタイルに溶け込める可能性を秘めたインストゥルメントとなっております。

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