Pultec系のロー、ハイとダイナミック系のミドルを備えた超頼りになるEQ!Klevgrand【GotoEQ】使い方&レビュー

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ポップでおしゃれなGUIが特徴のスウェーデンのデベロッパー KlevgrandEQプラグインGotoEQ】を紹介します。

BoostとAttenuation(カット)の合わせ技が特徴のパルテックEQと、指定の周波数にコンプレッションをかけられるダイナミックEQ、どちらも超重宝されているタイプのEQですが、それを両方備えているのが今回のGotoEQです。

「こんなEQ欲しかった!」って感じの、まさしくトラック処理のgo-toなプラグインになってくれそうなEQです!

いいとこ取りなEQ!
Klevgrand – GotoEQ
 (3.5)

GotoEQの特徴と機能紹介

ローカット

ローをカットするハイパスフィルターは選択式となっております。

インとアウトのゲインコントロールとビフォーアフターをサクッと比べられるオン/オフボタン。

ちなみにオン/オフのボタンは各周波数バンドの上にもそれぞれあります。

ローとハイ

ローとハイはパルテックタイプのシェルビングフィルターとなっております。(ハイもブーストできて、これがまた音的にかなり使える感じです)

「なんだか音楽的にいい感じになる」のがパルテックのいいところですので波形を出すのは非常に無粋な気がしますが、一応気になる人もいると思いますので。(見たくない方は高速でスクロールしてください)

中音域

ミドルはダイナミックパラメトリックフィルターとなっております。

下のdyn.attで圧縮量をコントロールできます。
0の状態でgainをブーストカットすれば普通のパラメトリックEQとして機能しますので、常に一定量減衰させたい時、入力に応じて減衰させたい時、状況に合わせて使い分けるといいでしょう。

ちなみに、dyn.att上の小さいドットの色分けで圧縮度合いがわかるようになっています。

参考動画

メーカーによる紹介動画

まとめ

細かい表示や具体的な表示がないあたりが「分かってるな!」って感じです。
音楽的なかかり方を〜みたいなプラグインはやっぱり音を聴きながら調節するのが一番ですので、細かい目盛りや波形などは邪魔でしかないですからね。

Pultecのエミュレーションプラグインのような「必殺通しただけで音がいい感じになる戦法」は期待できませんが、逆にシチュエーションや楽器を選ばずに使えるのはいいところです。

とりあえずって感じでインサートしたくなるような、トラックを感覚的に素早く処理するのに最適なEQプラグインですのでぜひお試しください!

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