€27 で手に入る“多用途サチュレーション” KANAL42:軽い動作でトラックを選ばず使える、日常ミックスの頼れる一本!

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さて、今回紹介するのは2026年9月に発売されたばかりの新製品、A-Tom Soundware【KANAL42】です!

A-Tom はオーストリアのデベロッパーで、連絡をいただいて使ってみたところ、普通に自分でもガッツリ使っていきたいくらい良かったので早速記事にしてみました。

どんなプラグインかというと、テープの・・・あ、いや待って!

もうテープは聞き飽きたって人、多いですよね。わかります。

色々なテープものが各社から出て、当サイトでもいくつか紹介してきましたが、結局「ローファイならRC使うからいいやー」「サチュレーションならSaturnで事足りてるしー」となった人も少なくないでしょう。

しかし、「ちょろっとサチュレーションかけるだけなのにわざわざRC挿すのもなー」「Saturnはきれい系だからもうちょいパンチがほしいかもー」となった時にぴったりなのが、このKANAL42です!

1番の特徴は音作りのバリエーションが豊富なところで、シンプルな操作性ながらこれ1台でけっこう色々やれちゃいます。

  • トラックのプッシュ
  • トーンシェイピング
  • アナログ感をプラス
  • ヴィンテージなクランチサウンド
  • ドライなサウンドにアンプ感をプラス
  • ファズのような激しい歪み

また、負荷が軽いので気軽に使える点も気に入りました。

ぜひ、見ていってくださいね!

サウンドとパフォーマンス

機能と特徴

KANAL42はヴィンテージ・カセットMTRの入力段をクリーン領域を超えて突っ込んだときの音を再現したプラグインです。

一応音の方向性はTascam系らしいですが、基本的には特定機種のエミュレーションではなく、あくまでもMTRインスパイアなサチュレーション特化プラグインといって良いでしょう。

パラメーターはシンプルにこれだけ。

  • TRIM・・・入力ゲイン。内部プリアンプ/サチュレーション段への突っ込み量を決める。DRIVEが0でもTRIMを上げると音が変化します。
  • DRIVE・・・歪み量だけでなくキャラクター自体が連続的に変化します。ここが多彩な歪みに対応できるポイント。
  • BASS・・・サチュレーション後の低域シェイピング。
  • TREBLE・・・サチュレーション後の高域シェイピング。
  • WET LEVEL・・・処理後信号の出力レベル。
  • DRY / WET・・・原音とのブレンド(パラレル処理が可能)。

Driveのフェーダー位置で歪みのキャラクターが変わるのが最大のポイントです。(聴いてはっきりわかるくらい変化します)

ドライブによる歪み方の変化と、そこへどれだけ入力ゲインを突っ込むか、そしてDRY / WETで原音とどれくらいミックスするか、で音を作っていきます。

ドライブを0にして入力ゲインを突っ込むのも効果的ですし、トレブルとベースはWET音にのみに効きますので極端な設定にしてDRYと混ぜても面白いです。

音質の傾向

古いカセットMTRを基にしているくらいですので、モダンでクリアっていうイメージではありませんが、かといってなんでもローファイになるような感じでもありません。

なので、ぶっ壊れめな歪みで攻めの音作りをしてもいいですし、ドラムの低域に厚みを加えたり、シンセを音を太くしたり、バストラックにまとまりを持たせたり、とかなり広い用途に使えます。

また、各トラックをMTRっぽい質感で整えるためにとりあえず挿す、みたいな使い方もアリだと思います。

UIと使用感

インターフェースは、上記の機能しかないため、めちゃくちゃシンプルです。

DRIVEでキャラクターが変わることと、TRIMが入力ゲインであることさえ押さえておけば、あとは説明不要だと思います。

音を聴きながらあっちを上げたりこっちを下げたりして色々な設定を試していく操作感は、かなりアナログ感があって楽しいですね。

が、プリセット選んでかければ良い音になる、とかスイッチ押せばこういう音になる、みたいにわかりやすくサウンドを選べるのがいい人にはちょっと違うかもしれません。

個人的には、こういうシンプルだけど使い方しだいでどうにでもなる系はめっちゃ好きです。

CPU 負荷

CPUへの負荷は、シングルバンドで使用した FabFilter【Saturn 2】よりも軽いです。

トラックを処理していくプラグインは軽いことも重要な要素だと思います。

対応フォーマットと動作環境

  • フォーマット・・・VST3、Audio Unit(64bit)(macOSはVST3+AU、WindowsはVST3)
  • macOS・・・10.13 High Sierra以降
  • Windows・・・Windows 10 / 11(64bit)
  • CPU・・・Intel / Apple Silicon(M1・M2・M3・M4)
  • RAM・・・最低4GB、推奨8GB
  • ホスト・・・VST3またはAU対応のDAW全般

参考動画

メーカーによる紹介動画

使ってみた(デモ動画)

色々な音源にかけてみました。

いずれのトラックもレベルはバイパス時と同じになるように合わせています。

まとめ

コンパクトエフェクターのようなシンプルなUIですが、かなり実用性の高いプラグインだと思います。

ギター、ベースはもちろん、ドラムはキット別にも使えるし、バスでかけても効果的です。

個人的にはシンセにもおすすめですね。

簡単に音を太くしたかったら、DRIVEを0か少しだけ上げてTRIMで突っ込めばOK。

あとはトレブルとベースでトーンを調整してWETレベルで音量を合わせる感じです。ぜひ、元のレベルと同じか気持ち下回るくらいに設定してバイパス状態と比べて聴いてみてください。

DRIVE30%前後あたりは自然なクランチサウンドを得られますので、ギターやベースに最適です。

50%を超えると激しく歪みますので、エフェクティブに使うか、DRY / WETと併用して使うのがおすすめです。

トラックのピークを上げずに音に迫力を出したいな、と思っている人にもぜひ試してみてほしいですね。

デモ版もありますので、ぜひ一度使ってみてください!

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KANAL42

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