この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
EventideのDSPを担当していたDan Gillespie氏が立ち上げたNewfangled Audioから新たにリリースされた画期的なエンベロープ・シェーパー/トランジェント・シェーパー「Articulate」を紹介します。
もっと抜ける音にしたい、パンチを出したい、より残響を聴かせたい、逆に残響を削りたい、もっとアグレッシブな・・・などなど、制作やミックス時には色々な処理が必要になってきますよね。
それらをEQやコンプレッサー、トランジェント・シェーパー、サチュレーターなど色々なエフェクトを組み合わせて実現していくわけですが、そこにはちゃんとノウハウやテクニックが存在していますので、なかなか一朝一夕に思い通りに行くものでもありません。
信号をアタックとサスティンに分けて処理できるトランジェント・シェーパーの登場だけでもかなり楽になりましたよね。
そんなオーディオ処理を一気に楽に、簡単にしてくれるプラグインが「Articulate」です。
実質4つのフェーダーを上げ下げするだけで複数のエフェクトが必要な処理を簡単にやってのける公式動画を見て、「ありがとう」の気持ちを込めて迷わず自腹購入しました。
今の所今年一番のヒットです!
スポンサーリンク
わからない用語がありましたらこちらのサイトが便利です!
目次
Articulate の特徴と機能紹介
プリセット
操作は超簡単なのでプリセットに頼らなくても大丈夫だとは思いますが、プリセットの名前から「こういう音にしたい時はこういうセッティングにするといい」みたいな目安は学べますので活用するのもアリです。

けっこうたくさん入ってます。
コントロール
左右にはインプットとアウトプットのメーターとレベル調整、上にはバイパスボタンとエフェクトのみ聴くことができるボタン、それとDry/Wetミックスがあります。

Articulateは入力信号をADSR(アタック、ディケイ、サスティン、リリース)の4つのチャンネルに分けて、それぞれを個別にコントロールすることが可能です。(通常のトランジェント・シェーパーはASの2チャンネル)
メインのコントロールは4つのみと非常にシンプルな構成ですが、これだけでサウンドを直感的かつ自由に整形していくことができますよ。
SEPARATIONは各チャンネルの分離の度合いを調節します。それぞれのチャンネルはミュートやソロにも対応していますので、繊細な調整はソロで聴きながらやると良い感じです。
サイドチェインにも対応していますので、ドラムに合わせてギターのアタックを削ったり、キックに合わせてベースのアタックとサスティンを抑えたり、みたいなこともサクッと設定できちゃいます。

コンプやトランジェント・シェーパー以上にエンベロープのシェイピングを厳密に行えるのが魅力です。
CPU
ぱっと見はシンプルなGUIですが、中身の処理は10年に渡って研究されたオーディオ信号のエンベロープ検出の成果に心理音響的な分析も組み合わさっているらしいので、見た目とは裏腹に相当テクニカルなことをやっているのでしょう。
そんなわけで、CPU負荷は激軽といきませんでした。

でも、そこそこのスペックがあるマシンなら気軽にトラックに挿していけるレベルではあります。
参考動画
まとめ
さすがに全てのトラックを「Articulate」一本で処理するというのは無理があるかもですが、ちょっと難しめの処理をあっさりできたりするので、かなり重宝していますし実際出番もめちゃ多いです。
ドラムやベースのミキシングはもちろん、ループの処理やコンサートのライブ録音の残響を少し持ち上げるのにも使ってみましたが、これもまた良い感じでした。
ドラム、シンセ、ギター、ボーカル、2ミックス、なんでも使えますよ。
一度Articulateを使ってしまうと、もう無しの生活には戻れなそうです。
みなさん、ぜひこの感動を分かち合いましょう!
購入はこちら
Plugin Boutique 今月の購入者無料特典
Plugin Boutiqueで何か買い物(いくらでもOK!)すると無料でこちらのプラグインがもらえます!
- IK Multimedia・・・MixBox
- Excite Audio・・・Bloom Vocal Edit Lite
- Lunacy・・・Time
- Native Instruments・・・Massive
- Universal Audio・・・UAD Galaxy Tape Echo

広告
felice music labs – felice音楽教室 

