ポップでおしゃれなGUIが特徴のスウェーデンのデベロッパー Klevgrand のドラム音源Slammerを紹介します。
ブラシやドラム缶とかでカッコいいパーカッション・パフォーマンスをするミュージカル「STOMP」を知っている方はまさしくそんな感じのイメージの音源です。
パッドとかでテキトーにボコスカ叩くだけでSTOMPごっこができてめっちゃ楽しいです!
民族風な感じとかインダストリアルな感じとかにもマッチするインストゥルメントだと思います。
わからない用語がありましたらこちらのサイトが便利です!
目次
Slammerの特徴と機能紹介
プリセット
基本的にはテキトーなプリセットを選んであとは思う存分叩けばOK!

プレイアビリティにもこだわっているらしく、変にもっさりすることなく気持ちよく叩けます。
キーボードでも良いですが、やはりドラムやパッドで叩いた方が楽しいですね。(私も普段は全然使わないMIDIキーボードのPadを久しぶりに使いました)
スコップオールスターや、

鉄パイプオールスターみたいな面白いプリセットもあります。

エディット
メイン画面の方では、割り当てられているノート、ゲイン、パンをコントロールできます。

各パッドの右上のアイコンで詳細画面に飛びますので、こちらで細かい編集が可能となっております。

見た目はポップでかわいい感じですが、結構中身はガチです。
エフェクトなど
リバーブは6タイプ。
シンプルですが、とりあえず付いてますって感じではなく、ちゃんとパーカッションの音作りに使えるようなものになっています。

DIRTはディストーションとコンプレッサーです。
うっすら馴染ませるところからアグレッシブな音作りまでいけます。

TONEはシンプルな3バンドEQ

でもって、こちらが実はマスターセクションになっております。
アウトプットレベルは目の開き具合、レベルの調節は口みたいなところでできます。
こういう遊び心が良いですね!

参考動画
まとめ
ちなみに、マルチアウトはどうやら出来なさそうです。
一瞬「な〜んだ残念」と思いましたが、各パッドごとにパンやレベルはもちろん、トランジェント、リバーブの深さ、ローとハイシェルフなんかもコントロールできますので意外と不自由は感じませんでした。
アコースティックなサウンドの曲はもちろん、インダストリアル系やシネマティックな曲でも使えそうな感じです。
ただ、指1本でキーを押さえるだけで良い感じのパターンを再生してくれたりする機能はありませんので、やはりプレイして楽しむのがこのパーカッション・インストゥルメントの本質なのかもしれません。
ぜひトライアルバージョンをダウンロードして遊んでみてください!
プレイするよりも、ポップス系のパーカッション・トラックを簡単に作りたいな、という方は UJAM の【Groovemate ONE】なんかが簡単で良いと思います!