Baby Audio【Grainferno】レビュー!サンプル・ライブラリの新しい可能性を探れる新感覚のグラニュラー・シンセ。

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古き良きハードウェア・サウンドにインスパイアされながらもモダンで使いやすいインターフェースを持つプラグインをそろえているデベロッパーBABY AUDIO.の新製品【Grainferno】の紹介です!

所謂グラニュラー・シンセサイザーというやつで、最大の特徴はサンプルをシンセのオシレーターのように利用できるというコンセプトと、それをシンプルなワークフローで実現しているところです。

グラニュラーにしては極めてシンプルな操作性なので、「グラニュラー=なんか難しそう」という先入観は捨ててOKです。

モダンシンセのような分厚いパッドや攻撃的なリードから、グラニュラーならではのふわっとした空間系テクスチャや個性的なリズムまで、面白いサウンドを無限に生み出せるシンセ・インストゥルメントです。

「セールで衝動買いしたんだけど、あんまり使ってないんだよね」っていう半分放置されたサンプルパックが素敵な音源に化けるかもしれませんよ。

Grainferno の特徴と機能紹介

プリセットとプレイモード

使い始めは、プリセットから好みの音色を選んで、こちらのプレイモードで4つマクロをいじりながら演奏するのがオススメです。

慣れてきたらサンプルを入れ替えてみたり、より詳細な音作りができるデザインモードで作り込んでみましょう。

サンプルも沢山同梱されていますので、専用のブラウザからチェックしてみてください。

自前のサンプルを使う場合はドラッグ&ドロップが一番簡単だと思います。

デザインモード

デザインモードでは、Grainfernoのすべてのパラメーターが表示され、グレイン生成エンジンを直接操作することができます。

サンプル

サンプルは2つまで個別にロードできます。

横には7つのブレンドモードを持つモーフスライダーがあり、二つのサンプルを好きなモードでブレンドまたはモジュレーションなどでモーフィングしたりして変化のあるサウンドを作れます

グラニュラーエンジン

サウンドソースをグレイン(粒子)に変換し、それをこねくりまわして面白いサウンドを作っていくのがグラニュラー・エフェクトやシンセの醍醐味ですが、そこら辺のグレインの生成や動きに関するコントロールがこちらです。

「普通のシンセ感覚で使えるって聞いたのに見慣れないパラメーターが・・・」って思った方、そんなに深く考えずにいじっちゃって大丈夫です。

逆に、「いじれるところ少なくて思ったような音にならない」って場合は下にあるテンプレートを切り替えてみてください。

1から音作りをする場合の基本的なワークフローはこんな感じです。

  1. まず好みのサンプルを選ぶ。
  2. 一番下にひっそりとあるテンプレートを選ぶ。
  3. 上のディスプレイを参考にしつつ、音を聴きながらテキトーにパラメーターをいじる。
  4. お好みでサンプルをもう一つロードしたり、モジュレーションやエフェクトをかけたりする。

テンプレートはGrain、Tonal、Stretch、Slice、Chaos、Rhythmicの6つがありますので、作りたいサウンドに合わせて選択しましょう。

グレインエフェクト

こちらはグレインレベルでかけられるエフェクト、と聞くとなんか難しそうですが、効果を聴きながらお好みで調整すればOKです。

フィードバック効果を追加するG-Blurが非常に面白いのでぜひ試してみてください。

モジュレーション

モジュレーションはドラッグ&ドロップで設定するタイプです。

全てのモジュレーションを一望できるマトリックスなどはないので、ルーティングの確認は各パラメーターにポインタをあててやる感じです。

エフェクト

それぞれのエフェクトはシンプルですが種類はけっこう豊富に用意されていて、OTTリバースディレイシマーなどもありますよ。

参考動画

メーカーによる紹介動画

Grainfernoだけで曲作ってみた(デモ動画)

Grainfernoのみを使って作ってみました。

エフェクト(EQ、コンプも含む)もGrainfernoのものだけしか使用していません。

ほぼプリセットだけで作っていますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

かなり一般的なソフト・シンセっぽい感覚で使えるグラニュラー・インストゥルメントですね。

いかにもなグラニュラーサウンドはもちろん得意ですが、色々なサンプルをオシレーター替わりにしてパッドやリードの音作りをするのがかなり面白いです。

けっこう想像しなかった音になったりすることもあります。

シンセの音色選びに困った時に、他のリズムトラックやループのトラックなどが決まっていたら、それを元にGrainfernoで音を作るとまっさらなところから作ったり選んだりするよりも迷いにくいですし、他のトラックと関連性があるので親和性も確保できます。

非常に有効なワークフローだと思います。

一方で、「どんな音色が欲しいか明確」であり「その音色の作り方もしくはプリセットの場所が分かっている」場合は無理せず慣れたシンセで作った方が早いです。

その辺は使い分けになりますね。

秘密兵器と言うには出場機会は多そうですが、不動のスタメンというほどでもない。

流れを変えるために後半序盤あたりで投入されたり、何か起こしてくれそうな気がして大事な試合でスタメン、みたいなポジションでしょうか。

眠ったサンプルライブラリに新たな命を吹き込むグラニュラー・シンセ、ぜひチェックしてみてくださいね!

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