ギターにおける左手【指のポジション】の考え方

左手(弦を押さえる方)のポジションは、指使いなんかにも直接影響しますので是非覚えましょう。

注:ここで説明するポジションの考え方はあくまでも指の担当(その指がカバーする範囲)のことであり、指や手のフォームとは別の話になります。手や腕のフォーム(ポジション)についてはこちらの記事をご覧ください。

基本編

基本ポジション

ギターの基本ポジションは、隣のフレットは隣の指、二つ隣のフレットは二つ隣の指といった感じで1フレットに1本ずつ、4本指で4フレットをカバーするのが基本になります。

ポジション番号

ポジション番号は人差し指が担当しているフレットの数字になります

人差し指が2フレット担当だったら2ポジション、5フレット担当だったら5ポジションといった感じです。

ポジションチェンジ

それぞれの指の担当フレット、またはカバー範囲が変わることをポジションチェンジとして扱います。(五線譜に振ってある指番号が怪しい方はこちらを参照してください)

次の譜例はドレミファソまでが1ポジションで、ラから5ポジションにポジションチェンジをした、ということになります。


応用編

拡大と縮小

1本隣の指で2フレット隣、2本隣の指で3フレット隣といった感じで担当が広がる場合を拡大、逆に2本隣の指で1フレット隣、3本隣の指で2フレット隣といった感じで担当が狭まる場合を縮小として扱います。

同じフレットに2本以上入る場合は全部縮小になります。

一般的にはスケールでは拡大、コードでは縮小の方がよく使われることになるでしょう。

スケールでのポジションチェンジと拡大、縮小の例

次の譜例では、最初のポジションは8ポジションではなく、9ポジションから人差し指を拡大しているという解釈になりますので、ここでは2フレット分ポジションチェンジしているということになります。

次の譜例はよくある六度のフレーズですが、この場合は8ポジション→9ポジションから薬指縮小→11ポジションから薬指縮小、となります。

2つ目の10フレットに2本入るところは8ポジションから中指縮小ともとれると思いますが、このフレーズは中指でポジション移動していくため中指基準で考えた方がいいでしょう。

コードでのポジションチェンジと拡大、縮小の例

Dのコードは1ポジションから人差し指縮小、Emのコードは1と2で押さえた場合は1ポジションから人差し指、2と3で押さえた場合は1ポジションから薬指縮小、Bmは2ポジションの小指縮小、といった感じですので、この流れですとBmへのチェンジのところでポジションチェンジが入っている、と考えられます。

3本指、2本指で弾くスタイルの場合

エレキギタリストの中にはベンドを中心に攻めるような3本指(人、中、薬)メインのスタイルがあります。

その場合、メジャースケールのような1弦につき3音ずつの場合はこんな感じの指使いになります。

また、ぺンタトニックスケールはスケールの特性上2本指を中心に使っていくのが基本になります。

これらは4本使うスタイルから見るとポジションチェンジ、または拡大、縮小が含まれているように見えますが、元々4フレット分を3本ないし2本でカバーする担当なわけなので同一ポジションで拡大も縮小もないという考え方になります