最近はネットで楽譜やコードなんかも見られるし、解説なんかも豊富にあって便利ですよね。
でも、みなさんナチュラルに専門用語や専門表記を使ってきますので、「どういう意味?」「どう読むのこれ?」と戸惑うことも少なくないのではないでしょうか?
そこで、とりあえずこれだけ分かれば練習始めるのに困らないであろう基本的な情報だけをまとめてみましたので、ぜひちょっとした辞書がわりにお使いください。
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目次
ギター各部やパーツの名前
ギターの各部の名称などです。
楽譜や解説なんかでよく出てきたりするのはもちろんですが、技名なんかにもこの辺の用語が入っていたりするので知っていると何かと便利です。
比較的よく使われそうなものだけ紹介します。
大まかな作りはエレキもアコギも一緒
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パーツの名称
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- ペグ・・・各弦の音程(ピッチ)を調節するやつ。チューニングする時にいじる。
- フレット・・・これがあるから初心者でもヴァイオリンみたいに壊滅的な音程にならずに済むありがたいもの。でも過信しすぎてはいけない。
- ポジションマーク・・・12以外は全て奇数フレットに打ってある。横にある方が自分用。
- ピックアップ・・・これで弦の振動を拾っている。ネック側からフロント→センター→リア。
- ピックアップセレクター・・・上記のピックアップを切り替えるスイッチ。音が変わる。
- ボリュームノブ・・・音量を調節するやつ。最初のうちは常にMaxでOK!できれば音を鳴らさない時は0にする習慣をつけよう。
- トーンノブ・・・音が変わる。ジャンルによっては全く使わない。基本MaxでOK!
- アーム・・・ワーミーバーとか色々呼び名があるけど、音程をかえるやつ。付いてないギターもある。
覚えておくとパーカッション的なプレイの時にも分かりやすいしオススメです。
- トップ・・・表面版。表側の板の呼び名。良い木を使っていると高い。
- サイド・・・横板。
- バック・・・画像では見えませんが、裏側の板です。
弦番号と各弦の音

音名は、クラシックはドイツとイタリア読み、それ以外は英語読みが使われます。
最初は一般的なドレミでやったりもしますが、コードなんかにも生かすならいきなりCDEの英語読みで覚えちゃうのもアリだと思います。
タブ譜の読み方
タブ譜はフレット楽器に都合の良い歴史ある記譜法です(リュートの曲はほとんどがタブ譜で残されているくらいです)ので、堂々と使いましょう!

タブ譜は五線譜と違って線が6本ありますが、これが弦を表しています。(弦が4本のベースだったら線も4本、7弦ギターは線が7本)
弦番号は一番上が①弦になります。
数字はフレット番号を表しています。⑤弦の線のところに3と書いてあったら⑤弦の3フレット、という意味です。
ちなみに0は開放弦(左手どこも押さえずにそのまま鳴らす)になります。
コードダイアグラムの読み方
コードダイアグラムはコードの押さえ方(押さえるフレットの場所)を表すものです。
スケールを表す時も同じ書き方をするので是非慣れましょう。

左下の図はコードダイアグラムで C コードを表したもので、弦の並びはタブ譜と一緒で一番上が①弦になります。
タブ譜で表すと上の図、実際のギターのポジションですと右の図のようになります。
ちなみに×となっているのは鳴らさない(ミュート)ということです。
弾かないようにしても良いですが、通常は余っている指やらなんやらで触って弾いても鳴らない状態にします。ミュートは色々な方法がありますが、とりあえず鳴っていなければなんでもOK。
指番号
楽譜などで指使いを指示したい時に使うため、左右各指に番号が決められています。
エレキやアコギですとそんなに頻繁に使いませんが、覚えておいても損はないと思います。
左手

左手は、親T、人1、中2、薬3、小4、となってます。
ピアノに慣れている方は1本ずれるので気をつけましょう。
右手

右手は、親p、人i、中m、薬a、小ch、です。
小指はあまり使わないので覚えなくても良いかもしれません。
音の高低

弦は細い方(①弦の方)が高く、太い方(⑥弦の方)が低くなります。
フレットはボディに近づくほど高く、ヘッドに近づくほど低くなります。
なので、最高音は①弦の最終フレット(一番ボディに近いフレット)で、最低音は⑥弦の開放弦(何も押さえない)になります。
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