ピアノは調律師さんが音を合わせてくれますが、ギターは自分で音を合わせないといけません。(音を合わせるのをチューニング、または調弦と言います)
たまに「え、買う時店員さんにやってもらいましたよ?」なんていう方がいらっしゃいますが、音はその日の温度や湿度なんかでもけっこう変わるので弾く前には毎回チューニングしましょう。
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目次
準備編
チューナーの種類
チューナーもクリップ式、フロアタイプ、ラックタイプ、スマホなど、色々な種類がありますが、初心者セットやはじめてギターを買う時に店員さんにすすめられるのはクリップ式だと思います。
クリップ式は雑音があっても使えるし、ギターに付けるだけなのでいちいち繋いだりどこかに置く必要もないので手軽に使用できるのが利点ですね。
弦番号と各弦の音、音名
こちらの「ギターの基礎知識&用語集」をご覧ください。
ペグをどっちに回すと音が上がる?
ペグをどっちに回すと音が上がるのか、下がるのか、を確認しておきましょう。(ペグって何?と思った方はこちらの記事でご確認ください)
どちらに回すと上がるというのは決まっていますが、弦の張り方が間違っていると回す方向が逆になってしまいますし、単純に練習にもなりますので、右手で弾きながら対応したペグを実際にに回してみて確認して下さい(何回もぐるぐる回さなければ弦が切れたりすることはありません)。
音が変わらなかったら違う弦のペグを回してしまっている可能性があります。
ペグが全部片側についているシングルヘッドは一個確認すれば十分です(弦の張り方を間違っていなければ)が、ペグが両側についたダブルヘッドは両側確認した方がいいでしょう。
いちいちチューナーの説明書を読む人は少ないでしょうから、重要なポイントだけ書いておきますね。
- 周波数は440Hzにしましょう。432とかになっていたらどこかのボタンを押すと数字が変わると思いますのでいじってみて下さい。(クラシックの場合は442Hzでもいいと思います)
- モードはクロマチックモードがオススメですが、最初はギターモードでいいと思います。ボタンを押すとC→G→Vとか変わるところがある場合はギターのGに合わせましょう。
- マイクは使わなくていいでしょう。MICって表示がでていたらどこかボタンを押して変えて下さい。
チューニングしてみよう
何弦からチューニングするか?諸説ありますが、とりあえずは好きな弦からいいです。
鳴らした弦の番号とチューナーにでている弦番号が同じになっていることを確認しましょう。
音が鳴っている状態のままペグを回すとチューナーの針も一緒に動いてくれるので、その方が分かりやすいと思います。
そのまま針が真ん中にくるように合わせてください。(真ん中にくると色が変わったりするやつもありますね)
同じような感じで各弦合わせましょう。
うまくできない時は
弾いてる弦とチューナーの弦番号が合わない時は
ギターモードでチューニングしているとこういうことがあります。
チューナーはそんなに万能ではないので、例えば5弦A(ラ)の音が低くなってG(ソ)の音に近くなっていたりすると、チューナーは「G(ソ)ってことは3弦だな」と思って3弦G(ソ)で反応してしまうことがあるのです。
こんな時はGの音を上げてAに近づけてあげるとまた5弦Aで反応します。
「ふむふむ、とにかく針を真ん中に合わせればいいんだな」とよく見ないで合せると、違う弦の音にバッチリ合わせてしまうことがありますので気をつけましょう。
チューナーが反応しないときは?
- 付けなおしてみる
- モードを確認してみる
- 弾きながらペグを軽く回してみる
- ギターのボリュームが上がっているか
- シールドがちゃんとつながっているか?
あたりをご確認ください。
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