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お手頃なお値段ながら、コントロールサーフェスとしてDAWと密接な連携がとれることで人気のNektarのMIDIキーボードシリーズ。
その中からPanorama T6を導入してみたので、使用感などをレビューしたいと思います。
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目次
開封の儀
外箱はこんな感じ。
いざ、開封!
一通り出してみた。
使用感
全体的な作り
基本プラ感強めな感じなので、見た目に反して軽いです。
積極的に持ち運ぶようなものでもないかもしれませんが、マスターキーボードとしてライブで使うのであればかなり楽に持ち運びができると思います。
ホイールやボタン類
フェーダーやボタン類は安っぽくはないけど高級というほどでもない、まあ普通ですね。
動きも滑らかで操作性も問題なしです。
ホイールは適度な重さがあるタイプで、かなり演奏しやすいです。
鍵盤のタッチ
シンセアクションながらペナペナの軽いタイプではなく適度な抵抗感があります。
所謂セミウェイトってやつですね。
一番無難なやつです。
めちゃくちゃ弾きやすい!というほどではありませんが、フルサイズの鍵盤なのもあり普通にストレスなく演奏できるレベルです。
またアフタータッチに対応しているところもこの製品に決めた一因です。
パッドの感じ
フィンガードラムの練習をしたくなるような、かなりしっかりとしたパッドが搭載されています。
反応も良い感じで、細かい強弱や早い連打にもちゃんと対応してくれます。
DAW インテグレーション
で、肝心のDAWとの連携機能。Nektarのキーボードといったらこれですよね。
フィジカルコントローラーを別で買うよりも場所取らないし安上がりだし良くね?ってことで、やっぱり私もこれが一番魅力でした。
トランスポート
- 録音
- 再生
- 早送り
- 巻き戻し
- Undo(取り消し)
- クリックのオンオフ
- リピートのオンオフ
- リピートの範囲設定
あたりをコントロールできます。
またズームなんかも可能です。
ミキサーとの連携
フェーダーによるボリューム調節はもちろん、MuteやPan、Sendなんかもコントロールできます。
各トラックは8つのフェーダーに割り当てられますが、ちゃんとディズプレイにリンクしているトラック名が表示されますので「あれ、このフェーダー何のトラックだっけ?」なんて迷うことはありません。
1〜8トラックから9〜16トラックにバンクを変更すればディスプレイの表示も連動して変わります。
(これがUSBのバスパワーで動くのがすごいですよね。)
またReasonで使うと標準搭載されているミキサーのSSL 9000と完璧に連携してくれるので、EQやコンプもPanoramaのノブでコントロールできます。
アナログコンソールでミキシングしている感覚でテンション上がります。
Instrumentとの連携
各DAW付属のインストゥルメントともバッチリ連携します。
ADSRからオシレーター、フィルター、エフェクトまで主要なところはほとんどPanorama側でいじれます。
やっぱりハードでグリグリやると楽器感が出るので音楽的な音作りになるような気がします。
Nektarine
DAW インテグレーションはあくまでもDAWとその付属のプラグインをコントロールするものですが、Nektarineはサードパーティーのインストゥルメント をコントロールするソフトです。
これにより付属のシンセ同様Panorama側でパラメーターをコントロールしたり、いくつかのインストゥルメント をレイヤーしたりすることも可能になります。
メジャーなプラグインはすでにマッピングされているので、いきなりPanoramaでグリグリできます。
マイナーなインストゥルメント も自分で上記のようなマップを組むことができ、インストゥルメント を立ち上げれば自動的にそのマッピングに切り替わる仕組みになっています。
まとめ
まだ完璧には使いこなせていませんが、主要な機能を使ってみた感じではかなり良いですね。
MIDIキーボードとしてみれば標準的な感じですが、やはりDAWやインストゥルメントとの連携がすばらしいです。
パソコンやタブレットから音楽に入ったような今時の方々はともかく、私のように楽器もシンセも録音(MTR)もハードから入ったような人間には特にありがたい機能が満載です。
マウスで画面のノブをいじっていると、なんかワンクッションあるような気がするのですが、実際のノブやフェーダーでコントロールできることで、だいぶ直感的に操作できるようになりました。
- コントロールサーフェスの購入を考えている
- MIDIキーボードの買い替え、または購入を考えている
- シンセはハード派
- アナログレコーダーってテンション上がるよね
- コンソールをいじっているエンジニアは3割増しでかっこよく見える
なんて方にはオススメできると思いますので、是非選択肢に加えてみてください!
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