シンセのスペシャリストCherry Audioが満を持して送るMinimoogエミュレートプラグイン!【Miniverse】使い方&レビュー

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数々のヴィンテージ・シンセサイザーをエミュレートしてきたシンセオタク集団Cherry Audioの最新作はついにきましたMiniverseです!

これまでPolymodeMemorymodeなどのMoogものを世に送り出しているCherry Audioですが、Minimoogはまだだったんですよね。
やはりそれだけ特別感があるのでしょう。

Minimoogは伝説のアナログシンセだけあって、すでにSoftubeの【MODEL 72】やArturiaの【Mini V】をはじめUADNISynapse Audio本家アプリなど、散々こすりたおされていますが、現状最後発となる【Minimode】の実力やいかに!?

Miniverse の特徴と機能紹介

Cherry Audioによる今回のMinimoogエミュレートのコンセプトは、ズバリ「ド直球」です!

これまでヴィンテージシンセの過去の技術的な限界や問題点を現代の技術でクリアしたり、魔改造を施したりしてきたCherry Audioですが、今回のMinimoogは珍しく真っ向勝負です。

変更点といえばボイスを増やしてポリフォニーに対応したことと、サイドチェインで外部ソースをフィルターに通すことができるようにしたことくらいで、アルペジェーターやエフェクトらしきものの追加すらないという潔さ。

機能的な改造のエネルギーを今回はサウンド面に振り切ったようで、ファットで滑らかな素晴らしいアナログサウンドを実現しています!

では、有名なシンセなのでもはや説明はいらないかもしれませんが一応ざっと見ていってみましょう。

オシレーター

3オシレーターでOSC.3はLOにすることでモジュレーションソースとして機能します。
また、OSC.3 CONT.を下に切り替えるとOSC.3をキーボード(のピッチ変化)から切り離すことができます。
モジュレーションの速度がキーの高さによって変わらないようにしたり、ドローンとして使う場合に有効です。

OSCILLATOR MODULATION はオンにするとピッチモジュレーションに切り替わります。

ちなみに、モジュレーションの深さはモジュレーションホイールでコントロールできます。

ホイールを0に下げているとモジュレーションをオンにしていてもかかりませんので注意。

ミキサー

左側は各オシレーターのボリュームやオン/オフができるセクションで、右下がノイズ、右上はフィルター前の入力にMiniverseの出力をルーティングするFeedbackと、外部ソースを入力するSidechainをコントロールするセクションになってます。

サイドチェインはDAWの方で設定する必要があります。

ドローンやノイズなどのループをルーティングして一緒に鳴らしても面白いし、アイデア次第で色々面白いことができると思います。

フィルター

カットオフとレゾナンス的なEmphasis、エンベロープ(アタック、ディケイ、サスティンのADSタイプ)によるカットオフの変化幅を調節するAmount Of Contour。

モジュレーションをフィルターに適用する場合はFilter Modulationをオンに、Keyboard Controlはキートラック的なやつで、かかり具合は1、2のスイッチで調節してください。

Loudness Contour

VCAのエンベロープセクションで、フィルターと同じアタック、ディケイ、サスティンのADSですが、鍵盤左のDecayスイッチをオンにするとディケイがリリースに切り替わります。

コントローラー

チューニングとグライドの調整、Modulation MixはモジュレーションソースをOSC3にするかNOISEにするかをコントロールできるつまみです。(好きな割合でミックスできます)

アウトプット

マスターボリュームと440Hzを鳴らしてくれるスイッチ、ボイス数を切り替えるノブがあります。

ボイス数は最大で16ボイスで1に設定するとオリジナルと同じになります。

リミッターをオンにしておくとコードやアルペジオを弾いた時に音量差が大きくなってしまうのを防げますが、ダイナミクスを広くとりたい時はオフにするといいでしょう。

CPU

こういう音質重視のガチエミュレートもので気になってくるのはやはりCPU負荷ですよね。

16ボイスに設定して8音前後のコードを鳴らしてこれくらいですが、まあお世辞にも軽いとは言えません。

シンセは音が分厚いほどCPUを持っていく法則がありますので仕方ありませんね。

それだけ良い音するんだ、と前向きに捉えましょう。

推奨環境はクアッドコアCPUの8GBメモリですが、うちのMacbook(クアッドの16GB)では特にストレスなく使えてます。(参考までに)

参考動画

メーカーによる紹介動画

まとめ

最後発にして最安値(かどうかは分かりませんが、無料のものを除けば有名どころの中では一番安いと思います)!

今回はとにかくサウンド面に力を入れたのか、これまでのCherry Audioのシンセに比べてもかなり分厚い音になっております。
使ってから価格を見たら二度見するであろうくらい良い音していますよ。

デザインもほぼオリジナルのままだし、スタンドアロンでも使えるので思い立った時にパッと触れるのがよりハードウェア感を出していてグッド。

Moogファンはもちろん、良い感じのアナログシンセ・プラグインをお探しの方もぜひチェックしてみてください!

Oberheim派の方は【Eight Voice】(レビュー記事はこちら

Roland派の方は【Mercury-4】(レビュー記事はこちら

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