9月1日(土)Giverny Salon

アコラ内観

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

料金 :¥1,500 (飲み物付き 要予約)
場所 :Acoustic Life  (ひたちなか市馬渡)
    TEL: 080-6524-2206
    FAX: 029-274-2982
     メール acousticlife@ijsnet.ne.jp

10:00-11:30 愛好家の自由演奏会 休憩(ティータイム)
11:30-12:30 Duo Felice コンサート

Duo Feliceのプログラム&解説
・はかなき幻影
・Dream child  (佐藤弘和)
ー東京ギターカルテットのメンバーであり、作編曲の方でも精力的に活動している佐藤弘和氏のギターとピアノのためのオリジナル作品。
氏の作風は、親しみやすいメロディーと後期ロマン~印象派和声のお洒落な響きが特徴です。

・Fanatasia (Tedesco)
ーイタリアの作曲家テデスコはギターための独奏曲や協奏曲を沢山残しており、愛好家の方にはおなじみの作曲家だと思います。
ギター独奏曲というのは楽器の機能上様々な制約があり、ギターを弾かない作曲家には特に作りにくいものですが、
アンサンブル物になると比較的腕を振るいやすくなります。
このFanatasiaもテデスコのさすがの作曲技法が光る緻密なアンサンブル作品で、
楽器の取り合わせから演奏機会は多くありませんが、間違いなく代表曲と言えるでしょう。

・バラの組曲~1、2楽章 (壷井一歩)
ー現在注目を集めている人気作曲家である壷井一歩氏はギター作品も多数書いており、その作品は海外でも人気があります。
そんな氏の初のギターとピアノの委嘱作品です。
厳選された清楚な響きがシンプルですが大変美しく、2台の減衰楽器の魅力を引き出しています。

・ジュリアーニの小品
・モシェレスの小品
・Grand duo concertant ~1楽章 (Moschles)
ーモシェレスは現在のチェコ出身のピアニスト、ピアノ教師で、24の練習曲で知られています。
ウェーバー、サリエリに学び、当時はフンメルと並ぶ大家でした。
メンデルスゾーンの先生としても有名です。
Grand duo concertantはジュリアーニとの共作でありますが、
ジュリアーニについてはギターファンにはお馴染みすぎて解説は必要ないかと思います。
作品の方は、ギターとピアノというマニアックな編成な上に全楽章演奏すると30分近いこともあり、演奏も録音もかなり少ない曲です。
しかしながら、内容的には技巧的にも音楽的にも大変充実しており、隠れた名曲です。
全楽章だとちょっとアレですが、抜粋でもっと弾かれても良い作品だと思います。

皆さんいらしてくださいね~