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EDMやHip-Hopなどのプロデューサーを中心に人気のDAW、Image Line【FL Studio】がメジャーアップデートで FL Studio 2026 になりました。
バージョン表記はどうやらFL Studio+年という方式でこのまま行くようですね。
FL Studioと言えば、今回のようなメジャーアップデートも含めて「生涯無料アップデート」を公式に表明している唯一無二のDAWですが、だからといって開発の手を緩めることはありません。
むしろ、近年流行りのサブスク方式のように分かりやすく派手な機能を実装する必要がない分、かなりコミュニティの要望に沿った開発をしてくれている印象があります。
さらにはFL Cloudのサブスクによるマネタイズで、「本当にずっと無料で大丈夫なの?」と心配していたユーザーもほっと胸をなでおろしているところでしょう。
というわけで、早速新たに実装された機能や変更点などの内容を見て行ってみましょう!
わからない用語がありましたらこちらのサイトが便利です!
目次
FL Studio 2026の注目アップデート内容紹介
FLEXがリニューアル
様々なパックで拡張でき制作の即戦力になってくれるプリセットベースのシンセ FLEX がリニューアルされました。
こちらは以前のFlex。

中身だけではなくGUIも一新されましたので、新しいプラグインを導入したみたいな新鮮さがありますね。

エンジンやエフェクトも強力になりましたが、同時にCPUの効率化も進めたみたいですので負荷は逆に減っています。
ブラウザもかなり使いやすくなっていますよ。

けっこう良さげな無料パックも。

プロジェクトのバックアップをクラウドに保存できるように
500MBの無料ストレージ(FL Cloudの有料プランにご加入の方はPlusで5GB、Proで1TB使えます)にプロジェクトを同期保存できるようになりました。

コンピューターに何かあったときも安心だし、複数のPCでのプロジェクトの共有にも便利そうですね。
「AIトレーニングには使用されない」という一文が添えられているところが最近の・・・ね。
Loop Starter x FL Cloud
曲の叩き台作りに最適なLoop Starter機能とFL Cloudの有料プランとの連携がさらに強化されました。
現在選択されているLoopが収録されているパックに瞬時にアクセスできるようになっていたりします。
新しいプラグイン
入力信号をトランジェントとサスティンに分けて処理できるプラグイン Transmitter が追加されました。(All Plugins Editionのみ)
似たようなプラグインが色々なメーカーから出ていますので既にそういう系のプラグインを愛用している方もいらっしゃるかと思います。
また、標準機能として搭載されているDAWもありますよね。
Transmitterは分けた信号を別々のミキサーチャンネルに送ってそれぞれにエフェクトをかけることもできますし、コントローラーとしてTransmitterのトランジェントで別のプラグインのパラメーターを動かす、みたいなこともできます。
こういった柔軟性の高さがFL Studioならではって感じですね。
Gopherが色々やってくれる
FL Studioの常駐AI Gopher がFL Studioの操作も色々やってくれます。
例えば、サイドチェーンを使ったリダクションなんかもけっこう丁寧に聞きながら設定してくれますよ。

そして、なんといっても日本語でやり取りできるのが嬉しいですね。
ちなみに私はDAW自体は英語設定(日本語が文字化けしてるところとかあるので)のままですが、特別な設定もなくGopherは日本語でちゃんとやり取りしてくれました。
ピアノロールまわり
ピアノロールまわりも色々改善されています。
鍵盤に名前をつけられるのはドラムマシンとかのメモに便利です。

すべてのノートを一括で伸び縮みさせるスナップ機能もかなり使えます。(8小節のフレーズを4小節に圧縮したり、その逆とかもできます)

コード機能もかなり実践的なアップデートがされていますよ。

ミキサーまわり
エフェクトスロットでインサートする時の画面がシンプルになりました。
こんな感じだったのが、

だいぶスッキリ見やすくなりました。

また任意のトラックを右クリックからEdisonで録音できるようになったのも地味に便利です。
その他アップデート
他にもいくつかのエフェクトにアップデートが入っていたり、直前に弾いていたフレーズをEdisonにキャプチャーできる「あれ、さっき弾いたフレーズがカッコよかった気がするけどどんなだっけ?」対策機能など、細かいアップデートもたくさんされていますよ。
参考動画
まとめ
毎度のことながら、しっかりとしたメジャーアップデートの内容とボリュームを無料で受けられるのがありがたいですね。
多くのDAWがサブスクや年プランへ移行している中ブレずに独自の地位を築いています。
同じくメジャーアップデートを無料で受けられる(公式に「ずっと無料だよ」とは言っていない)AppleのLogicがハードウェアの縛りと買い替えをベースにしているのに対し、FL StudioはFL Cloudをベースにするべく力を入れているのが今回のアップデートからも伝わってきますね。
FL Cloudは現状でもサンプルの質やバリエーションも申し分ないし、FL Studioとの連携も素晴らしいです。
さらにディストリビューションやマスタリングサービスも付いていますし、今回のアップデートで新たにクラウドストレージも加わりました。
FL Studioを人質にせずにFL Cloudを使ってもらうべく本当に良いサービスを作ろうという気合いがすごいですし、実際かなりコスパの良いサービスになっている思います。
このご時世に、DAWを初期投資のみで使い続けられる余地をちゃんと残しているのが好感もてます。
というわけで、既存ユーザーは早速アップデートしてGopherに色々無茶振りしてみてください!
FLはランニングコストがかかりませんし、クロスグレードならかなりお得にゲットできますのでサブDAWにもおすすめですよ!
Loop StarterとFL Cloudがアイディア出しに最適なので、実際私も最近はサブで使うことのほうが多いです。
で、そこから書き出して別のDAWでアレンジからやるか、アレンジまでFLでやってミキシングから別DAW、もしくは最後までFLで、みたいな感じです。
もし、まだ使ったことないって人はぜひ試してみてくださいね!
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