「ソルフェージュが大事だよ」とはよく聞くものの、「大事なのは分かるんだけど、なにをやったらいいのか・・」となっている方も多いのではないでしょうか?
ソルフェージュというのは音楽の基礎力みたいなもので、基本的には楽器の演奏にあわせてレベルアップしていくものです。
「同じ簡単な曲なのに上手い人が弾くとなんか違うよね〜」
の“なんか違う”部分になります。
と言われると大事な感じがしてきません?
音楽=言語?
音楽は言葉を喋るのに似ている、なんて言われたりします。
ですので、知らない言語に振り仮名付けて読むだけではうまく意味が通らないのは音楽も同じです。
発音やリスニングなんかも出来ないと会話できませんが、その辺がソルフェージュの部分になるわけです。
クラシック以外はどうなの?
クラシックですと主科以外にソルフェージュの授業が必修でありますので、「きっと必要なんだろうな」というのがわかります。
「じゃあ他のジャンルはいらないの?」というとそういうわけではありません。
もちろん他のジャンルでも学校に行くと、イヤートレーニングみたいな名前でそういった授業が必ずあります。
プロのクラシック演奏家から趣味のバンドマンまで、等しく必要なものです。
で、何やればいいの?
専門的に学ぶ方はそんな感じで別にやるわけですが、普通に趣味でやっている方はどうするのか?
別にソルフェージュも習う?
それはさすがに大変ですよね。
習っている方はレッスン内で先生がそういったことも考えて進めてくれるので、普通にレッスン行ってやっていれば大丈夫です。
(心配だったら習っている先生に聞いてみましょう。)
とりあえず大きな声で歌えと言われるかもしれません。
そしたら「うるさい!」と言われるくらい大きな声で歌いましょう!
とりあえず体を動かせといわれるかもしれません。
そしたら「気持ち悪い!」と言われるくらいクネクネしましょう!
ポピュラー系の独学君たちはその辺を耳コピでカヴァーすることになりますので、なるべく簡単なリフとかから少しづつでもやるようにしましょう。
基本は良く聴いて、よく歌って、よく動く、これですね。
あまり難しく考えずに、先生や好きなミュージシャンの真似をしたりするのも意外と有効ですよ。